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旭山動物園の奇跡

わざわざ遠方の動物園に行こうなどと考える事は滅多にないだろうが、今 そういう動物園があると聞いた。プロジェクトXにも登場したそうだが、その秘話と題する本を読んだ。

久々に純粋な感動を呼ぶ本に出会えた感じがした。このエントリのカテゴリをビジネスとしたのは、そこにビジネスのエッセンスを見たからで、物語として純粋に感動した点はあえて除いて記してみます。

・まず商品がすごく好きである
当たり前なんだが、自分の取り扱う商品がすごい好きで好きで、他の人に必ず勧めてしまうものであることが重要。自分がたいして使わないものや、信じないものは他の人になんてとても売れない。

・もっと好きになって欲しい/応援団になってもらいたいと思う
営業というよりも、こんなに良い商品だからもっと知って欲しいとか、ちょっとした話をいっぱい持っていて、面白く話す事が出来る。直接のお客よりもファン作りがしたい感じ。

・とことん知っている
他の人の何倍も(多分、死ぬ程)商品を見ていて、見る角度とかそういったものを沢山持っている。お客から見た商品、抱いているイメージ…そうしたものも知っている。

・常に理想を持つ
例えそれが紙に描いた餅でも、とにかく理想は何か徹底的に考える。目指す所が分からなければどうにも出来ない。

・あきらめない
これが成功の神髄! 事業を失敗するのは、成功する前に諦めるから。これだけ…


例えば、ヘタな絵でもいいから毎日の様に、商品を上から下から描いてみる。というのも重要かも知れません。よく「見慣れていて気がつきませんでした」という事を言ってしまうが、無意識に見るから見慣れてしまうのであって、穴の空くほど見るなら決して見慣れる事はない。

それから本文中で「理想の動物園を描く」という部分があり、チームで徹底的に議論して描いたとある。チームで意識の共有を図る場合、最もモチベーションが上がると(私が勝手に)思っているのは、メンバで「理想」「ほんとうはどうあるべきか?」を考える時。

* * *

個人的には、自分の仕事と重ね合わせてしまい、涙する部分もありました。チームのメンバが信じている姿や、お金はなくとも出来る事をする姿を、自身のチームに重ね合わせてしまい、マネージャとして出来ていない部分の多さから、なんとはなしに涙してしまうわけです。

でもこの本の物語はハッピーエンド(エンドではないけど)なので、それでもすっきりします。読んで良かった本の1つです。

●もっと上手な書評を読む…
俺たちの起業
旭山動物園の奇跡

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