「爆発するソーシャルメディア」とハイ・コンセプト
Web2.0というと陳腐化したかのような反応があるものの、2003年ぐらいからのブログ、それに続いてmixiやGreeに代表されるSNSからWiki及びYouTubeに至るまで、いわゆるソーシャルメディアと呼ばれる一般の人のメディア化を前提としたネットの隆盛が現在を考える上での背景。
それを前提(背景)において、どのようなマーケティングを考えるか?が昨今の課題で、昨日行われたセミナー「爆発するソーシャルメディア」は、それに対する1つの解を見いだしたいというもの。
セミナーの冒頭、総合司会(?)の湯川氏のSecond Lifeアバターのナイスなパフォーマンスを見せつけられ、ちょっとさい先を疑ったが、その後は非常に有意義な内容でした。特にSecond Lifeは非常に興味が高かったと思われ、ネットのイベントには珍しく「スーツ」が多いセミナーでした。
実は今回の内容に関する気付きは後で別の記事で書く予定です。というのも一応は会社のお金で行ったので、そのフィードバックが先で、個人のブログに先に書いてどうする?というわけ。
それで、今日のエントリのネタは、本日のセミナー周辺で意外だった事2件について。
1件目は本日訪問した時事通信ホールのあるビルですが、(帰りに気がついたのですが)実は17年前に結婚式をあげたホテルの跡地だったのです。どうも来た気がしてしょうがなかったのですが、時事通信ホール1階の生意気な守衛のおかげで確認できました。
2件目は会社に帰って部下と(このセミナーに関連して)雑談していると、ソーシャルメディアを背景とするなら、そのあたりが分かる人材が必要ですよね?という話になり「なるほど、どういう人材か?」という話に至ったわけです。
例えば、自身でソーシャルメディアと深く関わりがあるとか、そういった通常の試験では分からない能力/技術が必要なのだろう、という話になりました。
右側に紹介している「ハイ・コンセプト」の中で、これから求められる6つのセンスというものが紹介されています。何かそれにとても深く関連しそうな気がしたので、紹介もかねて書いてみます。
(1) 機能だけでなくデザイン (2) 議論よりは物語 (3) 個別よりも全体の調和 (4) 論理ではなく共感 (5) まじめだけでなく遊び心 (6) モノよりも生きがい
今回のソーシャルメディアの感性をつかむ人材について考えてみると、それぞれが当てはまる気がします。また逆に「市場調査データ」「○○率」といった電卓で計算可能な世界とは、物差しが違うという事を示しています。
では、これとは逆にそうした人材を見分ける方法は?というのが課題となります。本書中にヒントはいくつか書かれていますが、明瞭ではありません。そういう意味で少しバランスが悪い気がしますが、参考書に答えが印刷されていない事を怒るヤボな質問かも知れません。
でも、2つのコンピュータに代替出来ない人間の能力/価値が高まったとして「エキスパート思考」「複雑なコミュニケーション」を上げている(あとがき)。
まぁ少なくとも世の中が変わって来ていて、その変わっている最中には、変わっている事になかなか気付かないという一般法則が、今回もあてはまりそうな気がしました。
【07/30追記】
2007/07/15にアップされていた公式ブログにて「ブログに見るセミナーの反響」にて取り上げてもらいました。
公式ブログが反応をブログから拾うなら、もう少し書いておけばよかった。実はまだ社内へのフィードバック中なので、まだこっちに書くには時間がかかりそうです。
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