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それでもボクはやってない−裁判所は劇場なのか?

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例によってBostonからの帰りの飛行機で見た映画「それでもボクはやってない」(監督: 周防正行)について、空恐ろしい現実を垣間みてしまったので、休みではありますが書いておきたいと思います。

おりしもニュースでは「高市早苗特命担当相のSPが痴漢で逮捕」というニュースが踊っており、真実のほどは裁判でしか分からないと思いますが、SPと言えば警察でもエリートに類するはず。被害に会われた女性もいるのでしょうから、短絡的な事は言えませんが「え〜そんな人が… 信じられない」と考えてしまいます。本当に恐ろしい事です。

話を戻して映画ですが、端的な感想は「別の国か世界で起きた事を記した」という感じがしてなりません。理由はよく分かりませんが、日本でない気がしていました。ストーリーを最後まで追うと、日本の現実なんだ!と分かり、少し信じていたものが崩れた気がしました。

例えば、映画の中の裁判官に関しても「違和感」を覚えたのですが、頭脳が優秀なだけ世間を知らないのか?なんてナメてましたが、ヘタにお国に立付けない事になって変になっているのか?
諦めてはいけないのですが、少なくとも現行憲法になって60年以上はこの状態だったわけです。だからタイトルにもガリレオ・ガリレイのように「それでも…」となっているのですね。
※これが陪審員制度になった理由かな?

裁判は基本的に公開されているので、傍聴する事が可能である事は知っていますが、意外と見に行った事がある人は身近にはいません。ネットでその事を探していたら、これまた意外ですがそれをネタにしたものがありました。




阿曽山大噴火コラム「裁判Showに行こう」より

このサイトは、阿曽山大噴火(あそざん・だいふんか)という方が日刊スポーツ記事として書かれているもので、裁判を傍聴し、裁判所で起きている事を伝えています。例えば被害者がいらしていたらとてもこうしたネタでイジッて欲しくはないと思いますが、そういう意味では割と軽めの話題が多いです。

コイン手品と通貨偽造で裁判官も「ああ!」と驚く
いわゆる手品でコインにタバコが通るマジックを行うにあたり、コインつまり通貨を加工したという点で問われているところで、マジックに関する証人が実演して「あっ」と驚くあたりがネタなわけです。
それはそれとして、そうしたコインを使ったマジックの歴史について語る部分は、正直私も驚きました。


「裁判所としては、こういう法律を知らなかったわけですが…」って
これも実は上に書いたコインにまつわるマジックのネタで、硬貨を加工した罪が問われているものです。思わず裁判官ももらした「知らなかった事」って…

この法律は、硬貨を潰して原料に戻すことを禁ずるものです。それは、昭和22年の立法過程を見ても明らかです。では、当時の国会でのやり取りを抜粋します。“現在の流通価格は9億3200万円です”これに対して質問者が“(金属としての)原料価値は?”と質問すると、その答えが“39億5000万円です”と」

 10円玉が10円以上の価値があった時代のルールを、このご時勢に適用するのは変でしょう、という主張


これはへ〜ボタン押しまくりでしょう。

暴行の原因は相性?
とある暴行事件を審理していて、その理由を問うた時に、相性が悪いから暴行したという医師の論理が出て来るあたりが、本当にまじめにやっているのかなぁと思わせる部分です。

* * *

今後、我々市民は裁判官と同様に裁判に参加しなくてはならなくなるそうです。その参加先には見学もした事がない世界があって、上に書いた「ネタ」としか思えない劇場があるみたいです。楽しみにした方がいいのか、そうでないのか…

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