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イノベーションで大事な事

我が家の長女の誕生日は7月20日。はからずも、38年前の1969年に人類史上初めて、人間を月面に到達させた日だ。

誕生日が平日だったので、彼女は「お友達」を読んで自宅パーティを実施。家族パーティは土曜日に挙行した。

まぁ、アポロ計画に関連して、突拍子もない事を言えば、1度でいいからこの目で地球を見てみたいと思っている。(まぁこれも夢の1つ)

アポロ計画自体が人類最大のイノベーションだとすると、先般のエントリ「イノベーション・マネージメント」という本について書いたのもそうだが、企業は(その大小を問わず)イノベーションなしで、生き残る事も難しいのが現実であるはず。

もっと、若い人に任せなさい (宮田秀明の「経営の設計学」):NBonline(日経ビジネス オンライン)」より

69年当時、アポロ計画を担っていた技術者の平均年齢は26歳だったという。

地球を変えたイノベーションを支えた世代が若者だったという点が今回のミソになる。


アポロ計画には、ジョセフ・シェイやクリストファー・クラフトといった40歳前後の非常に優秀なプロジェクトマネジャーがいた。プロジェクトマネジャーの一番大切な仕事の1つはチームづくりだ。そして彼らは、経験豊かなベテランではなく、柔軟性に富み、変化に適応でき、成長力のある若手を進んで登用した。 その結果が平均年齢26歳の若い技術チームである。

 クラフトは言っている。
 「新しいアイデア、新しい能力、新しいやり方はいつも若者から出てくる」

イノベーション・マネージメントの「第四章 イノベーションを実現する組織」の中で、社内の抵抗勢力がイノベーションを妨げている、としてその傾向を上げている。全部で11項目あるのだが、若いプロジェクトマネージャに率いられた組織では恐らく該当しないだろう項目を抜き出してみた。

・社内が「自前主義症候群」に陥っている
・意思決定の際には「いつもこんな風にやってきた」の声が大勢を締める。
・権力構造の現状維持につとめ、変化には逆らう
・イノベーションの支援は効率性の低下や無駄遣いにつながると思っている。
・イノベーターが無視されたり、不公平な報酬しか得られなかったりする
・アイデアの行き場がない

11項目中6項目がそうした悪い要因を排除している事から、若い世代の組織がいかにイノベーションの温床となりうるかという事が言えると思う。

さて、アポロ計画はさておき、実際の企業に視点を移すと、若者だからいいという短絡的な事は抵抗勢力の格好の餌食になるので、経営者自身が悪い傾向が起こっていないかを、チェックリストを見る様に、チェックする必要があるだろう。

イノベーションが必要だとクチでは言っていて、実際にそうした活動を助長しないとか、抵抗勢力に加担してしまっている経営者は、そうした測定可能な項目について自己ベンチマークが必要。

測定出来なければマネージメントできないのだから、測定はとても重要だ。もし、自社の様々な仕組みや経営者自身がイノベーション阻害要因となっていると分かったら、思いきって若い人にエンパワーメントすべきだろう。

マネジャーによってエンパワーメントされた人材が育ち、そして、また新しいプロジェクトマネジャーが育っていく。こうして正のスパイラルが働く。



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