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プロシューマーの時代

Web2.0という言葉をオライリーさんが2004年末に唱え、その中で計らずも含まれていた事として、情報を消費するコンシューマという存在だけでなく、Blogを代表とする「自分メディア」を持った「プロシューマ」、つまり情報を生産する人が出てくるという事があります。

さらにGloogleがGoogle Mapを2005年に発表し、それを「マッシュアップ」という手法で色々な形に利用出来るという事を実証しました。今ではGoogle Mapをベースとしたアプリは色々とあり、当たり前という感じで使っています。

ですが、このマッシュアップで「プロシューマ」が発生すると、また大きな変化が起こる事でしょう。ある意味で胎動かも知れません。

10人日、ゼロ円の衝撃

日経コンピュータの依頼で出張JAWSを使ってみたシステム部長やITベンダー幹部は、「なかなか完成度も高い。これだけのシステムを作ろうとすると500万円から800万円はかかるのではないか」と口をそろえる。

実は開発にかかったコストはゼロ円。
<中略>
開発期間も、土日の休みを延べで10日ほど使っただけだ。

先日のエントリで、米国のFacebookというSNSサービスが自己の機能を外部に公開し、それがプラットフォームとなっていくという話を書きました。

その機能公開部分を組み合わせる(マッシュアップ)する事で、新たな価値創造が出来る、というものです。私もプログラムを書いてサラリーを頂く身分だった事もあり、少々複雑な心境です。

また新たな変革のドアが開いていたのでしょうか。



私がよく読ませてもらっているブログである13Hz氏曰く

これは職業エンジニアである我々には恐るべきこと

と表現しています。

でもこれは最初に書いたように、計らずも「プロシューマ」が予言されていた事が現実となった、と捉えると、逆にプロフェッショナルの本当の位置づけを考える必要があります。

現在で見えている範囲で言えば、より生産性を高めるため、確かな品質とセンス、安全で負荷対策も取られた、マッシュアップ材料を提供し、プロシューマも含めた世の中全体のためになるものを提供し続ける事でしょう。

もう一方の問題としてお金の流れをどうするのかは、ソーシャルメディア同様に、今後のWebでは大きな問題です。今の広告モデルでは、プロフェッショナルが継続して提供し続けるのは無理だからです。

プロシューマも含めたバトルロイヤルで実力やセンスのあるものが勝つ時代にするには、まだ事業基盤が成立していないと思います。これを提供するのもプロフェッショナル側かも知れません。

オフィス・デポ ジャパン

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