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コピーはオリジナルを超えない

日経ビジネスオンライン 宮田秀明の「経営の設計学」 真似をしたら、勝てない から

創造する時には、解析した内容をすべて忘れてゼロベースで考えることが大切だ。ベンチマーキングしたニュージーランド艇のことを少し遠くへやり、自分自身の新しい発想を求める旅なのである。ニュージーランド艇を解析した結果、その素晴らしさは十分に分かった。けれど、真似をしたら絶対にニュージーランドには勝てない。世界一になるためには真似は禁物。“真似は負け”につながるのだ。

ビジネスやスポーツ、その他あらゆる分野において、ベンチマークというのは非常に需要な作業である事は改めて補足する必要もない。だが、ベンチマークはあくまでフィードバックされた自己分析なのではないか?と思っている。

自分のイノベーションと相手のイノベーションは何が違うのか?具体的にどこがどう違うというのは、ベンチマークの入り口でしかなく、その違いを生み出した背景や思想といった本質まで行き着かないと本当はベンチマークとは言わないのではないかと想像する。

先日の読書評に「ご飯を大盛りにするオバチャンの店は必ず繁盛する―絶対に失敗しないビジネス経営哲学」を書いた。やはりその中でもオリジナリティはとても大事な要素である、とあった。


その中でも、島田氏は具体的にラーメン店のオープンの経験から述べている部分が、奇しくもベンチマークのやり方を示している。

たとえ勘違いでも、ウチの店はどこにも真似できない味を出しているとか、商売のやりかたがよそとは全然違うとか。そういうアイデア、別の言葉で言えば成功の予感というものがあって初めて、商売に夢中になれるんだと思う。それは、真似をするなという意味ではない。
<中略>
真似をしたのはあくまでも自分なりのラーメンを作るためだった。

・自分の信じるオリジナリティがあって初めて一生懸命になれる
・真似から自分のオリジナルが生まれるなら、真似もアリ

元の真似をしたら、勝てない で真似とイノベーションの関係をまとめている。

どんな時も、本当に勝とうと思ったら、真似は禁物だ。真似をすれば、少なくとも真似をした相手には最初から敗北している。真似をしないことに、本当の創造が加わらなければ、革新にはならないし、競争力にもならない。

同じことが、ビジネスのイノベーションにもあてはまる。新しい考え方、新しいコンセプトが非常識を常識にし、強い競争力を持ったビジネスが創造される。

確かにパクリや真似では、まずやる方にモチベーションが湧かない。真似した事を仮にベースにしても、自分流にするという過程が必要。その自分流にはイノベーションが加わっているはず。というところか。

自戒も含めてベンチマークのやり方をじっくりと考えたいと思った記事でした。

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