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イノベーションへの参加者


Tim O'Relly氏がWeb2.0というインターネットの中締めをした際に、キーファクターとして7つが上げられていました。そのうち、個人や企業といった垣根がなくなり、ユーザ自身も様々な形でコミュニティに参加するスタイルが当たり前となっています。
先のキーファクターで言うと、
2.集合知の利用
3.データは次世代の『インテル・インサイド』
3の方はユーザ参加モデルの結果とする事が多い。


日本の消費者パワーをイノベーションに生かせ」の記事にて
商品企画やR&Dを消費者にオープンにする。わがままな日本の消費者に自分が欲しいものを考えてもらうわけである。

<中略>
確かにこれまでになかった製品を可能にするような技術革新を消費者に求めるのは無理があるかもしれない。しかし、日本企業には優秀な技術者は数多く存在する。彼ら・彼女らに消費者の声を届けることで、財布の紐を緩めたくなるような価値の高い商品、競争力のある商品の開発・提供につなげることができるのではないか。

これまでユーザ参加の形としては、モニターと称して人を集めてプロモーションするというスタイルがありました。少なくとも製品のフィードバックを得ようという事です。さらに進んだ形として考える必要があるという論点かと思います。


消費者参加型モデルとしては以下があると思います。 (1) Linuxのような開発者参加型オープンソースモデル (2) アーリーアダプタが先陣を張るオタク牽引モデル (3) 消費者が上げる声をフィードバックしていく製品開発競争の市場モデル

(2)の亜流系としては部分的に製品を生かすマッシュアップも含まれると思います。
マッシュアップと言うととても難しい言い方なので、平易な例と言えば、もんじゃ焼きにベビースターラーメンを入れるととても美味しい。これも立派なマッシュアップです。

さて話を戻して、昨今の消費者参加型・ソーシャルメディアを視野に入れて考えると、イノベーション・実験フィールド(プラットフォーム)は整ったと言えるかも知れません。

富士通総研「共同イノベーション・プラットフォームとしてのCGM(消費者生成メディア)」より

・特にサービスにおいては、CGM(特にクチコミが個人属性と紐付けられるSNSやブログ)がイノベーション(商品開発)のプラットフォームになりえる。
・その理由は、CGMでは、(従来は粘着性が高かった)ニーズ情報やウォンツ情報を消費者が自ら発信してくれるから。EC(オンライン・ショッピング)の購買記録や決済記録と合わせればさらにリッチなデータベースとなる。
・また、CGM+ECでは仮説検証のサイクルが短く、頻度も多いため、精度が上がる。
・ただし、膨大な量の情報の中からイノベーションに有効な情報をみつけることは容易ではない(⇒新技術・新サービスの必要性)。

恐らくはイノベーションのスタイルのうち、ラディカル・イノベーションを創り上げるのは、現状では無理かも知れません。(Linuxのような参加者にスキルを求める場合は別かも)

一方でインクリメンタル・イノベーションに関しても、(最後にある様に)イノベーションに有効な情報を見つける事は容易ではありません。でもきっと可能でしょう。

こうして可能性を検討するとすれば「可能である」で終わってしまい、何ら進展がなくなってしまいます。具体的な事例を(自分も含めて)考えていく必要がありますね。

さて、どうしようか…



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アット・ニフティストア

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