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過大とも言える成果


日経ビジネスオンラインに一見無関係のような記事2題があがっているのですが、経営者として置くべき目標について書かれていた。

難路に直面するカルロス・ゴーン大いに語る(NBonline)

ルノーはまた、2009年までに営業利益率を6%にというゴーン氏の目標に向かって着実に前進している。多くのメーカーが赤字を出すか営業利益率3%をかろうじて確保しているかという自動車業界にあって、野心的な目標を掲げたからといって非難されるいわれはない。
ゴーン氏の認識はこうだ。「もし控え目な約束をしようとするなら、成功するはずがない。こういう考え方が会社の業績目標を達成し、会社の可能性を現実のものとする際には必要なのだ」。

達成困難もしくは達成不可能とも思える成果をコミットする姿勢は、達成可能そうな目標を設定するよりも成功率が低いという。数字のコミットよりも伸び率というか、可能性を高く設定しているという事。

一方でオシムジャパンの例示をもって、その目標について語ると…


半端な達成感が作り出す落とし穴

これはスポーツだけの話ではない。経営でも同じようなことが言える。慢心したり、向上心を失ったり、達成感を持ったりしたら、危険信号と思わなければならない。このことに気がつかないで転落していったり、不祥事を起こしたりする企業は少なくないようだ。だから、優秀な経営者は、弛まない創造と変革を経営理念としていることが多い。

最近、宮田氏のコラムばかり引用しているのだが、カルロス・ゴーン氏のインタビューと微妙にシンクロした内容だと思ったので、性懲りもなく引用させて頂いた。

「控えめな約束では成功しない」と「(経営で)達成感を持ったりしたら、危険信号と思わなければならない。」とは同じ意味として受け取った方がいいのだろう。

逆に、その過大な成果を求めたり、達成感は達成感として評価しないと、従業員自体のモチベーションロストやウツの問題に発展してしまう危険性がある。

その危険性を避ける意味でも、経営者と従業員とのあらゆる意味での会話の中で、控えめでない約束の意味や、達成感を持つ事について価値観を共有しないと、様々な問題に発展する気がする。

つまり、目標にせよその達成にせよ、チームと価値観を共有しないものは、結果として目標を達成したとしても、チームとしての可能性に大きな伸びはないのかも知れない。



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アット・ニフティストア

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