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テレビとネットのビジネスモデル


いきなりだが、前回エントリの続き。
テレビ番組をネットで配信してお金を得る場合、考えられる方法が2つある。1つは1本○○円で売る方法。もう1つは広告で儲ける方法。

前者はCMを見せていた無償のテレビでお金を取るという時点で、理解されない方法だろう。テレビ側はDVD化して売るという認識に近いかも知れないが、DVDにして売れるレベルならそうすればいい。そこまでに至らないものが星の数ほどあるのが実際で。放映したらそれで終わりなのである。

後者はテレビでもCMが出ていて、ネットでもCMが出るので、ユーザにとっては特に違和感はないだろう。

問題は広告クライアント(広告を出す側)が黙っていない。テレビの広告効果は正確に計測する事は出来ない。一方でネットは隅から隅まで計測可能である。とすると、広告に対する効果がテレビと違って明瞭に出てしまう。

そんな効果の低い広告に何でこんな高い金を払うのか?という事になる。
(ネットだからです…で逃げ切れればいいが、それも時間の問題だろう)


ソニーがアクトビラという中庸な仕組みでテレビという機械から入っているものの、大本の考え方は以下のような一文に現れている。


「テレビでネット」が本格化

何よりVODの人気コンテンツとなり得るテレビ番組が国内では入手しにくいという不安要素もある。ある民放キー局の担当者は、「アクトビラから番組を提供してほしいという依頼が来たが、応じられるわけがない」と漏らす。「自分たちの視聴機会を奪うサービスには協力できない」との姿勢だ。

まぁ、これは当たり前の話だろう。同じテレビを使うのだから。
本質的に、自分達の視聴機会を増やすもの=自分達の収入を増やすものには協力的だという事が言える。これも当たり前の話。

YouTubeの人気から見て、本当に人気のある番組は沢山見られる。沢山見られたら広告費もそこそこ入ってくるはず。だから自分達の収入も増えるはず。という図式が成り立つはずである。

ユーチューブ「改造計画」
あの(といっては失礼だが)YouTubeでも莫大なトラフィックを生かして、収益化に関しては広告モデルを明確に推進するとある。

こうした広告技術は、ドメスティックなパラメータが優劣を決める。米国式の広告の見せ方よりも効率のいい、日本人向けの広告表示方法があるという事である。

しかし推進にあたり、1点問題がある。
この前のエントリで書いた様に、配信やお金を稼ぐ「動画広告技術」が育たないのである。米国先行で買ってくればいいという面もあろうが、そんな事でその先が行けるわけがない。

だから技術が育たないと、その先が細って行くばかりなのである。



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Apple Store(Japan) アット・ニフティストア

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