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ビジネスのリスクテイク


IT系のニュースで報じられていた江島氏の講演内容「今収益が見えないということが、やらない理由にはならない」が新鮮だった。
江島氏は、30年前のソフトウェア業界を引き合いに説明した。「昔は、ソフトウェアは単体ではお金にならず、あくまでもハードウェアのおまけだった。 <中略> 当時もがいていなかったプレーヤーは現在残っていない。逆にいえば、今収益が見えないということが、(そのサービスを)やらない理由にはならない」

リスクをどこに感じるかという事で言うと、少ないリソースを使ってビジネスを始めたとして、それが「当たらなかった場合」そのリソースは損になる、という考え方があると思う。
そのリソースを別の事に振り分けていればよかったのに!という考えである。

会社の経営資源を使う以上はそうした判断や、ここで言われている「収益性が見えない(もしくはない)」という事もリスクとしてやらない理由になる。

こうしたビジネスのリスクって何だろうか? ベンチャー企業を見て来た人間の言葉からそれを見てみると…


「ゴルフの内容を反省しながら思い出した某VCの言葉」

極論すれば、市場リスク以外の大抵のリスクは事前予見や対応が可能。カネが無いなら出してやればいい。経営陣が貧弱ならManagement能力のある人、技術力のある人等、能力のある人間を連れてくればいい。然し、絶対回避出来ないのは「客が本当に買うか」というMarket Risk。これ以外のRiskは全部事前に潰すべし。自分がVCとしてそれを潰せると思えば、Power Point10枚しか存在しない投資案件だって自分にとってはHigh Risk投資にならない」

つまり、ここでは「売れなかったリスク」は「絶対に回避出来ない」という事である。つまり、それはリスクだが、回避出来ない以上は、それを理由にして事業をやらないという事はあり得ないのである。

さらに先ほどの話を継ぐと、当たらなかった場合使った経営資源がもったいない、というのも時間と金に限界のあるベンチャーでは、ものすごい大変な事なのだが、回避出来ないリスクである以上は、そんな事は言ってもしょうがない話なのである。

では、経営者としてはどういう心構えで行ったらいいのか?私がファンである経営者がある意味明快に示している。

小さなことでも、面白い芽があれば、提案者以上に前のめりに考えるのである。そう、人ごとではなく自分ごとにして、さらに前のめりに提案者以上に物事を進める。

もし、(上で書いた)絶対に回避出来ないリスクを(仮に)おかしたとしても当人が満足だろうし、何よりも前のめりで行って、そこそこでも売れないわけがないだろう。

何にしてもそうした前のめりで「頑張っている人」は、冒頭で引用したように「当時がんばっていた人が今も支配的な地位にある」わけなので、自分ごととして始めないわけにはいかないわけです。



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