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日本の鎖国は、国が豊かなせい?


先日、ネット界での震源地であるシリコンバレーにてTechCrunch40というパルスが起きた。ここではこれまで新興企業(いわゆるスタートアップとかベンチャーとか言う会社)が、多くの著名人の前でデモンストレーション出来るという貴重な機会があった(らしい)。

お金を払ってでもこうした機会を得たい会社は星の数ほどあり、その予選を通過して出場となるのである。こういった機会は絶好のアピールだけでなく、著名人からの評価が聞けたり、そこに見に来ている人とコラボするきっかけになったり、うまく行けばウワサになる可能性だってある。その先には「世界征服計画」である。視線は常に高く持っているのである。

先日、私が「日本は鎖国しているらしい」というエントリを記して、少しは世界を意識している私が、実は鎖国しているのか?という素朴な疑問を提示した。

それでもやはり世界の震源地のパルスには日本からは何も発信していないらしい。残念なことだ。残念とか言っていないで自分でヤレというのもごもっとも。

それでも、その原因(や対策)はどこにあるのだろうか?という素朴な疑問を持っていたのだが、キーワードとなりそうな記事に偶然遭遇した。


シリーズ:日米関係は大丈夫か?

日本人留学生は多い時で10%、現在でも3万8000人、全留学生中の7%を占めており、依然としてトップクラスなのだという。 <中略> 一部の研究テーマを持った理系大学院生と政府派遣のMBA(経営学修士)受講者などを除くと、米国に留学する学生の多くが「語学留学」だからだ。

 「語学留学」というのは4年間大学に通って正規の学士号を取得するのではなく、民間の語学学校やコミュニティーカレッジに併設されたESL教室に通うことが中心の留学だ。もちろん、そうした学生も最初は語学だけの留学を目指していたのではなく、4年制大学への編入や卒業を目標に渡米するのだろう。だが、米国の大学は中堅校であっても試験の成績や討論への参加など、それぞれの講義の要求項目を満たさなければ単位はもらえない。そのために結果的に「語学留学」に終わる学生が多いことになる。

引用した理由は、私は米国の大学を出ないと世界に通用しない、などと言いたいわけでは決してない。語学的な点で自信をなくし、大学編入とか語学的な差を設けないプリンストン大学といったトップへのチャレンジをしなくなっているのではないか?という事が言いたいことの1つだ。(でも気持ちは分かる…)

でも本当の問題の本質は、「まぁ日本に帰ればそこそこ喰える…」これに尽きるのではないだろうか?
世界にチャレンジ出来るのに勿体ない気がするが、チャレンジして成功した図は見た事ないし(もちろん、あるのだが知らない)、日本で仕事する分には英語じゃ困らないから…と、国が豊かであるがために、頑張らないのではないだろうか。



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