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カンバセーショナルマーケティング


顧客対話を重視したマーケティング「カンバセーショナルマーケティング」というものが少しづつ浸透し始めているらしい。

米国でのマーケティングの先進事例として、以下の情報もあった。
米国で高まるカンバセーショナル・マーケティングの期待(日経NBonline)

こうした新しいマーケティング手法抜きではもはやどんなキャンペーンも成立しない、との考えが関係者の間にすでに浸透しているとの印象も得られた。

という事で、AMNのマーケティングセミナーを受講しに行った。
※本題の内容についての詳細は、業務で行ったという事もあり、大幅に割愛しています。

このセミナーは、「Ad Innovator」で有名な織田 浩一氏が、まず先日行われた「Conversational Marketing Summit」のレポートを実施した。

欧米の先進事例や情報を感度の高い人もしくが日本語でフィードバックする図は、それこそ蒸気船が来日した時の幕末以来(それより中国や朝鮮から情報が来た時代から)ずっと行われて来た手法で、皆さんがありがたく話を聞く図である。(批判ではなく、昔からこういう手法だったよね、という感じで書いただけです)

とにもかくにも顧客へなんとか刷り込もうというこれまでの広告マーケティング手法では、もう限界が来ていて、顧客対話が今後より重要になってくるというキーコンセプトである。

ここでは企業の基本理念とか商品のキーコンセプトといった部分を、かなり大胆な方法も含めて取り上げることで、より深い差別化を生む、という手法が多い様に見えた。

以前のエントリで吉野家でおなじみの安倍社長のカンブリア宮殿の話を書いたが、その中で「吉野家はお客様にとって、かけがえのない存在となりたい」という言葉があった。あってもなくても良い、どうでもいい存在ではなく、無いと困る「かけがえのない存在」なのである。
これを企業の理念とか目標といったものであるとすると、こうした点をアピールするのは、ある意味で深い共感を目指す手法なのかも知れない。

ここに言葉で書いても恐らくは全然通じないので、要件だけ書けば、こうした企業の目指す方向や基本理念に対しては、お客から様々なフィードバックがあるはず。

こうしたフィードバックを自社できちんと取り組みのが、カンバセーショナルマーケティングの基礎だという事なのだ。

でも考えてみれば「これって商売の基本ではないか?」という疑問が浮かんでくる。

魚屋がお客から「昨日のサバはちょっと脂が落ちてたよ」と言われれば「奥さんすみません!この時期はちょっと難しくなってくるんですよね。次からは気を付けます!」なんて会話してなかったか?でも魚屋は「新鮮第一」なんて理念出しているよね。

世の中が複雑化していると言っても複雑で難しい方法使わないで、商売の基本ってなんだっけ?我々の商売に置き換えると、それはどうすればいいって事?こうした事をとことん追求するのが結局はマーケティングなんだろうなぁ…と思った一日でした。



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アット・ニフティストア


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