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イノベーション・プロデューサー


「オーケストラかジャズか、新しい組織形態を求めて(日経ビジネスNBonline)」にかなりいいヒントがあった気がした。

イノベーション発生のフレームワークとして、ブルーノート・レーベルを引き合いに出した例が面白かった。

知識やアイデアのぶつかり合いから生まれるイノベーションが企業の競争力を決めるようになるにつれ、リーダー個人の力量に依存するオーケストラ型組織の限界が見えるようになってきた。 <中略> 一方、ジャズコンボ型ならチーム内の複数のメンバーの創意工夫が活用でき、1+1が3になるようなイノベーションも生まれやすい。また、組織の構成員それぞれが入手する最新情報をチームに還元することで、市場の進化と組織の内部論理のズレを極小化することもできる。

ブルーノート・レーベルでのジャズコンボは、オーナー兼プロデューサーのキャスティングによってメンバーが決められたらしい。

逆説的だが、トップダウン中心のオーケストラ型からシフトすればするほど、「自分以外の他人が、最も活躍できるように、準備をする」ことに長けた経営者ほど、成功する確率が高くなる、ということになる。

偶然だが、私の好きなコンセプターの1人である糸井重里氏が同じタイミングで同じような事を記している。

手帳は自分を助けてくれる(日経ビジネスNBonline)

売り上げだの利益だのという数字の話ばかり口にして、メンバーの本音の話を汲み取れないようなリーダーはもうダメなんです。本音の話は聞きようによっては本質的ではないように聞こえてしまい、わたくしの自分が生き生きとしていない人はこれを聞き逃してしまいます。そこはわたくしの自分を全開にして、一緒にわたくし的な話ができるようでないといけません。

私の「トップダウン」に対するイメージが硬直的なのかも知れませんが、初めに数字ありきという部分にとても違和感を持っていて「メンバーの本音を大事にする=他人が最も活躍できるようにする」と同意という感じがしてなりません。

つまりイノベーションの土壌となるチームにおけるリーダ(経営者)は、これまでの企業リーダとしての役割、「ミッション設定」「目的明確化」「メンバー選定」の重要性は高まり、さらには「組織が最大限の結果を生み出せるように「準備」し、環境を整えることが、経営者の新たな仕事となる」ということである。

端的に言えば、イノベーションの生まれるチームに求められているのは「プロデューサー」なのである。



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アット・ニフティストア


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