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ESと業績の関係性


2007年12月24日に放送された、カンブリア宮殿「仕事快適!理想の工場へいらっしゃい〜創業450年、最先端を走る職人集団〜 」が面白かった。

ゲストには、鍋屋バイテック会社会長の岡本太一氏が招かれていて、その工場の紹介から企業戦略まで紹介されていた。「工場の改善」物語では終わっておらず、私が類しているネット系企業にも共通する部分があるなぁと思った。

工場を工園として社員の働きやすい(住みやすい)場所として変えて行く。ジムやジャグジーまで揃っていると、本当に工場か?と見ていて思う程。でも本編を通して聞いていると、事業へのフィードバックがきちんとなされている事が分かる。

例えば、以下のような効果を上げていた。
・まず工場をキレイにする。すると心住まいが変わり、不良率がガクンと下がるらしい。
・職人達のプライドを持たせる。そのためにマイスターを育てたり、名前で呼んだりといった具合。
結果として業績は4倍となる。

業績アップを狙わない企業はないわけで、その中で4倍というのはかなりの好成績である事は確かである。そうした事から、環境整備/ES向上が本当に重要であるという事が典型的に形に出ている企業である。

通常の会社/工場ではこんな業績アップは狙えないし、ましてやそれ以前に徹底的にESに拘っていない。逆に言うと、業績向上は求められているものの、ES向上は(それほど)求められていない。つまり、世の中がとても豊になって、単に仕事をして給与をもらうだけなら「どこでもよい」という事になる。

それ以上のモチベーションの源泉となるものがない限り、それ以上の何かを生み出す事もないという事が言えるのかも。それに似た事を日経NBonlineでも書いていた。


ちょっと前のエントリ「部下のモチベーションを上げようなんて思ってちゃいけない」で取り上げた記事の続編なのだが、モチベーションを上げる以前の環境の問題に触れている。

社会に生きる人として、生きていく上での、最低条件がクリアされていないと、誰であっても、モチベーションなんて上げられる訳がない、ということだ。 日経ビジネスNBonline「誰でもモチベートできない時はある」

問題は、この「最低条件」の個人毎の捉え方である。これがジャグジー整備まで言うわけではないだろう。ジャグジー「まで」整備して従業員のプライドを向上させる、その姿勢を指すのではないだろうか。

先の番組の中で、岡本会長が言っていた言葉が印象的だった。「失敗することも仕事のうち。そうでないと新しい事はできない」

そういうプライドをきちんと守る事がきっと「最低条件」以上と感じさせ、それが結果としてモチベーションの向上や、ひいては成果として業績が4倍になるのかと、考えさせられた。



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アット・ニフティストア

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