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オプティミズムと夢泥棒


「夢泥棒」と言うととても聞こえが悪いし、当人はそんな自覚があってやっているわけではないが、何かしら(外から見て)無謀に思える事をしようとした時に、その忠告が当人には夢を潰しにかかる様に見えるのかもしれません。

例えば、あなたがその夢を実現するために、 何かを始めるとします。 <中略> とにかく、あなたが何かを始めると、必ず起こることがあります。

そう、夢泥棒が現れるのです。

もちろん、あなたを応援してくれる人も現れるでしょう。
<中略>
そういう人たちと接するとあなたはすごく、勇気づけられます。

しかし、現れる人たちは、それだけじゃない。

夢泥棒も、必ず現れます。

「そんなことをしても、うまく行くわけない。」
「今頃はじめても遅いよ。」
「まだ成功するには若すぎるんじゃないの?」
「歳をとりすぎている。」

そんな風に、いろいろ言ってくれるわけです。

しかも、そういう人たちは、自分より年長者だったり、
経験がある人だったり、「専門家」だったりする。

理路整然と否定されると、ついつい、それが正しいかと思ってしまう。

そして、夢をあきらめてしまうんです。

これが大きな落とし穴。
あなたの周りの、夢泥棒とは?

これを読んでいて、やはり自分も夢泥棒みたいな事をしてなかったか?と少し思い返してみました。
かつての部下で、一緒に必死になって仕事をした「仲間」が辞めると言った時に、じっくりと聞いてから「こいつチャレンジするんだな」と思ったので反対はしませんでした。
でも今でもその人は心配しているんです。(元気にやっているのは知っていますが…)つまり、応援していても、本当は心配でしょうがないわけです。

さて、そうした心情は別にして、梅田さんの最新の本に、似た事が書いてありました。


新しい事象を積極的に未来志向でとらえ、挑戦する若い世代を励ましつつアドバイスを与える事のできる「知的で明るい大人」が増えなければ、未来の創造はできない。未来は能動的に変えることのできるものだが、そのエネルギーはオプティミズムが支えるのだ。
理解できない新しいものに直面したとき、達成を賞賛せずに、その不具合や問題点を探し、悪いところばかりをネガティブに捉え、せっかく生まれた新しい芽を摘もうとしてばかりいれば、誰も新しいものを創造しようとしなくなる。
「ウェブ時代をゆく」梅田望夫 著/ちくま新書

今の世の中の空気が、本質的でない細かい不具合や問題点を取り上げて吊るし上げる空気が蔓延していて、「「屁尾下郎」氏のコンプライアンス不況」というエントリで、糸井氏の記した内容を取り上げました。

新しい芽が出た時の世間の対応自体が、シリコンバレーを中心としたオプティミズム指向なのか、「屁尾下郎」氏的なつるし上げ指向なのかでは、世の中を変えて行く力を正常に発揮出来る/出来ないになってしまうと感じました。

何にも増して創造性を発揮して未来を創って行く力を育てて行かねば…そのためには批評や批判よりも何よりも、きっと前向きな応援が力になるんでしょうね。



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アット・ニフティストア

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