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ロールモデルを創る


サイバーエージェントの藤田社長のブログ「渋谷ではたらく社長のアメブロ」は若い経営者の視点で語られていて、とても勉強になる事が書かれている。何より経営視点での言葉がとてもストレートなので、共感を得やすい。

読んでいていくつか気になったエントリは、Deli.cio.usにブックマークしているのだが、たまたま最近のエントリで気になったものをネタにちょっと書いてみたい。

マネージャーになるのを敢えて拒否し、前線で 活躍し続ける彼は、社内でのキャリアステップの 新しいロールモデルになっている。

<中略>
拡大、成長していく会社では、この”ロールモデル”
を作るというのが難しく、そしてすごく重要。

ひとり、みんなが”こんな風になりたい”という人物
を産み出せすことに会社が成功すれば、後続を
10人、100人産み出せる。

だけど意図的に手を打たなければ、自然に産まれる
ロールモデルを待つだけでは限界があります。
ミシュランガイド

昔と違って今は沢山の働き方や働く意義とか働く目的が多様化しています。全員が全員「この会社をもっと大きく」とか「経常利益の10%アップを目指して」なんて目的にはしていないはずです。

そういった抽象的な目標でなく、具体的な目標、つまり「○○さんの様になりたい」そういった目標となるロールモデルの設定はとても重要だし、それがあるととても明確な目標になり、目標にした当人にとっても、目標とされた方の人にとっても良い(はず)。

それがさらにロールモデルたる人を生み出せれば、それが企業自身の強みにつながっていく様な気がする。

ここ数回引用している梅田氏の「ウェブ時代をゆく」でもロールモデルがとても重要であるという事を、別の意味で論じている。


自分の内から湧き出てくる何かが具体的に見えずとも、「ある対象に惹かれた」という直感にこだわり、その対象をロールモデルとして外部に設定する。そしてなぜ自分がその対象に惹かれたのかを考え続ける。それを繰り返して行くと、たくさんのロールモデルを発見することが、すなわち自分を見つける事だという事がだんだんとわかってくる。
梅田望夫著「ウェブ時代をゆく」P120

ここでのロールモデルとは、ある意味で自身を図るインディケータ=物差しを言っている。自分で自分が分からない(=物差しがない状態)から、自分の直感で様々な物差しの中から、自分の物差しを選んで行くという手法を指している。

先の藤田氏のエントリにある様に、社内に多様で多彩なロールモデルを創る(設定する)事で、他の社員が自身の物差しを探していて、身近の社内にそれを発見/追求し/成長していくという意味では、実は同じ事を示していると思う。

社内というある意味で狭い世界でロールモデル追求がうまく行かず、悶々としている人がいるとすれば、社外つまり外の世界には沢山のロールモデルがある事だろう。そこで問題なのは、外の世界にそうした事があるという事に、いかに気付くか/気付かせるかだろうなぁ。

自分の反省も含めて記せば、なかなか外に「それ」があるという事が見えないし、気付きもしないんです。



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アット・ニフティストア

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