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まずは教育から


いつも拝見している B3 Annex ブログで、今後のインターネット(特にウェブ)の基盤として注目されている「Cloud Computing」という考え方/仕組みに関して、Business Weekの記事紹介していた


2007年12月25日追記
Nikkei Business NBonlineに「グーグル、無限への挑戦 目指すは次世代コンピューティングの支配者」と題した詳細記事が掲載されました。

Clould Computingで代表的なのは、この記事にもあるように、地球上のあらゆるデータを検索可能とすべく日夜努力している、Goolgeである事は明白。どういうものか簡単に言うと、膨大なデータと膨大な計算が必要な場合、膨大な量の計算機資源を有機的に接続して、そうした処理対象に挑むというもの。

一番分かりやすい具体例としては、グーグルの検索が挙げられるだろう。検索では、サーバはどこにあるかわからないが、インターネットの「雲」のどこかで演算され、検索結果を引き出して、目の前のウェブページに結果として表示される。 GoogleのCloud Computingの秘密 27歳が指揮する次世代革命

コンピュータ歴史博物館に、初期のGoogleのプロダクションサーバが展示されている(参考)のを見ると、現在のGoogleも割と安価なサーバを気の遠くなる程の量をつなげて使っているのだろう…とウワサされている。

さて、それはともかく、今後のウェブの基盤としては見逃せない技術であり、トレンドなので、我々も技術陣の一角として注目して、どうアプローチしていくか考えている所である。

ざっと概要と概念から理解し始めようとしているが、直感的に思うのは「雲」のレベルまで立ち上げ、運用レベルまで上げるのは「至難の業」(ほぼ奇跡)に思える。本質的な部分まで理解しないと鬼に金棒でなく、金棒に振り回されるただの人になってしまう。

そういう意味で、こうした環境自体に早期から理解し、馴染むという環境があれば、それはとても羨ましい。という事になる。

そこで、Christophe Bisciglia氏は、彼の"20%"を利用して、母校のワシントン大学に、"Google 101"という講座を作り、実際に膨大なコンピュータパワーを利用できる環境を提供することで、グーグラーのように考える訓練を学生たちにしてもらおうと思った。 GoogleのCloud Computingの秘密 27歳が指揮する次世代革命

要するにそうした座学で理解するのではなく、環境からそうした状況にしておいて、真の意味での理解をさせる。前提としてそういうものがあると考える、人間を創っていこうという主旨である。

進歩著しいネット関連の技術だが、教育状況はどうだろうか?と考えると、大学との交流機会がいくらかあるだけで言ってしまうと、正直言ってレベルが低すぎる。(勿論、プロなみの学校もあると思うが、悲しいくらいに少ないはず)

教育者の問題なんだろうか?環境の問題なんだろうか?業界側がはっきりと必要な事を伝えていないのだろうか?問題の本質が見えていないものの、まずは教育から次元を上げていかないと、この国のウェブ技術は上がって行かない気がした。

私と会社に余裕があれば、産学協同で「雲」を追っかけてみたい気がしました。



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アット・ニフティストア

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