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隣国の2.0-ifyな希望


先週の金曜日(2007/1/25)に、NPO法人アジアITビジネス研究会が主催する、韓国ITビジネステーマ部会「韓国放送局の"通信と放送融合時代を生き抜く"ビジネスモデル」と題した勉強会に参加した。

講師は、韓国ITジャーナリスト/プロデューサである趙 章恩(チョウ・チャンウン)女史である。趙さんは日本でも数々のレポートやコラムを執筆されていて、この分野ではかなり有名な方だった(と後から知った‥)
例えば こういう記事 や こういうコラム などを書いている方です。

講演内容は韓国の世相やIT状況から始まり、ITに関連する政治/政策状況と流行内容まで非常に多肢に渡る内容で、隣国の事をあまりに知らなかった事に気が付いた

さて、内容自体はとてもここに書ききれるものではないが、そこで取り上げられていた韓国の情報化政策「ACE-IT」について、とても面白かったのでここに記したい。(内容的にもし誤りがあればご指摘願いたい)

ACE政策とは以下のA C Eからなる。
A:Advanced IT=世界的超一流IT強国を目指す
C:Convergent IT=新しい価値を創出する活気ある経済
E:Expanded IT=参加と共有が活性化された社会

それらの統合的コンセプトとして「デジタルで1つになる希望韓国」と題している。
つまり端的に言うと、希望を持ち、新しい価値を創造し、皆が参加する社会、というわけだ。

そしてITにより生産性を高め、古い体制/体質を刷新するという希望に満ちた将来像をここでは示している。

日本の政治がここまで希望と示しているのを聞いた事がない。もしあったとして何によって希望をもたらすのか示した例も聞いた事がない。

そして「2.0ify」していると感じるのは、民主主義では当たり前なのだが「参加と共有」にある。

社会の問題に対して、政治のせいにしたり、教育(制度)に原因があるとしたり、ともすると訳のわからないクレームを発信したりする事をよく聞く。

そうした意味で民主主義の基本原理である「参加と共有」を改めて謳う事に新鮮と(どこか)希望も感じる。また、日本とその国民である我々も見習うべきだと感じた。

全くこの話と関連はないのだが、旧社会保険庁が宙に浮いた年金記録5000万件の解決の切り札として期待された「ねんきん特別便」を送付したが、内容が全然分からないので、加入履歴欄の詳細見本を同封することにした、という報道があった。

ソフトウエアに携わった人間とすれば、プリントアウトの仕様が悪い・悪すぎる、その程度しか設計出来ない厚生労働省担当はダメダメ、以上!。 で終わる話なのだが、ちょっと視点を変えてみた。

送付された"ダメな「ねんきん特別便」"もオープンソース的にソフトウエアエンジニアが参加する事で、本当に困っている人達を救えるのではないか?などと思ったりするわけです。

これが必ずしも「共有と参加」ではないが、こういう事が少しづつ「明日を作っていく希望」に繋がらないかなぁと思ったりしました。



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アット・ニフティストア

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