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ユーザのマルチタスク化


米国では3大スポーツ(アメフト/バスケorホッケー/野球)のファンのみならず、それを見る人は想像を絶するくらい人口が多いと思う。

スポーツバーと呼ばれている場所でも、地元チームファンが集まって盛り上がっているのを見ても、こうしたスポーツファン人口はとても多いのだろう。

広告・マーケティング関連の情報サイト Advertising Age に、「あぁ日本人もこういう利用法するよね」という記事が載っていた。

Mr. Erhardt said fans multitask while watching football on the big screen, often plugging in wirelessly to a laptop or checking their phones for fantasy-league information, scores of other games, and statistics and trivia. "It provides a new kind of experience and a new way to interact with the game," he said.
More Football Fans Hit ESPN's Mobile Site Than Its PC Pages
邦題(意訳):「スポーツサイトのモバイル利用者が急増し、PCよりも多く見られている。」

スポーツファンの「マルチタスク化」により、スポーツ中継が流れる傍らで、携帯(ブラウザ)でサイトアクセスして、色々と情報を仕入れて、よりスポーツ(中継)を楽しむ。という内容だ。

そんな記事を見て、米国に比べて日本は「携帯先進国」と謳っているものの、マネするわけではなく自然にそういった事になっていくんだなぁ、と妙に関心した。

そういう意味で、例えばお正月のスポーツ中継(駅伝とかサッカー・ラグビーとか)でもテレビと連動した情報提供を待ち構えていた携帯サイトがあっただろうから、そこの動向がぜひとも知りたいなぁ、と思った。


一方で、前提となる権利関係の背景が米国と日本では異なる点もある程度考慮しないといけないかもしれない。スポーツ競技の結果は大抵新聞社が配信している内容を掲載している。それ以外にテレビはOnAirは可能だがサイトでも配信する権利はないだろう。

ESPNが強いのは、スポーツ専門チャネルでケーブルを中心に配信するだけでなく、それと連動した情報提供をネットでも出来るという点もあると思う。

それはESPNだけがメリットなのだろうか?と考えると、まんざらそうでもない。
ユーザにしてみても、スポーツ=ESPNという図式(これはESPNが長年苦労して得た地位)に加えて、さらにPCでも携帯でもとユーザを惹きつけてやまない仕組みに「出来る」という部分も、隣接する業界にいる身としては羨ましい。

さらに言えば中継中のスポーツ番組で、テレビで観戦している人を狙って、ネットからリアルタイムに様々な反応を番組に取り入れる、とすると(例えばハーフタイムも)かなり楽しそう。


さて、だいぶ脱線してしまったが、テレビで○○を見ながら(特にスポーツ)情報提供していき、さらにそこで(観戦後とかに)ソーシャルサービスでコミュニケーションさせる仕組みにするという導線は容易に想像出来る。

その時にトリビアも含めて、本当にユーザが知りたい情報を網羅的に掲載出来て、ユーザが「まずはそれで満足」できるレベルである事も必要なのだろうな、という気がした。

それで、そうした網羅的な情報を用意する「おもてなし」が出来るのは、きっとそのスポーツがとても好きな人でしか出来ないのかも知れないなぁとも思った。



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アット・ニフティストア

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