米国メディア産業の方向性から見るDeNAの戦略
OnMediaというメディア系媒体に「OnMedia VC Survey Results」という、米国のSilicon Valley と New Yorkにおける300人に及ぶベンチャーキャピタルとCEOがアンケートに答えている記事が出ていた。その「ジレンマ」が面白かったのでエントリにする。
OnMedia Where is the Media Industry headed in 2008? What new user behaviors and technologies are iisrupting the ad market? How will M&A and IPOs be affected?
意訳
メディア産業は2008年どっちへ向かうのだろうか?ユーザの行動や技術は広告マーケットを破壊するのか?M&Aや上場は有効なのだろうか?
More Social, More Mobile, More Money
最もメディアにインパクトのある勢力は何か?に対して「SNS」と答える人が3割になる一方で、広告エージェンシーがSNSを使えているかどうかに対しては9割がNOと答えている。
SNSを自社のB2Cマーケティングツールとして使わないと(今後も考えると)いけないと思い(54%)、ブランドイメージ作り(32%)や新製品広告に使いたい(30%)といった意向も伺える。
つまり、SNSに関しては使いたいと思っているものの、全然使えていないという結論になるのだろうか?
一方でモバイルに対する期待は非常に高い。
モバイルマーケティングへの期待(53%)が高く、現在は低くても(25%以下)メディアミックスでもモバイルを意識しようとしている(86%)。さらにロケーションベースのコマースへの期待を最大に機会としており(46%)、投資家に対する投資すべき先として24%の人がモバイル技術を上げている。
補足すると、恐らくだが上で書いている「ロケーションベースのコマース」と言っても、米国のロケーションだからかなり広い(日本で言えば、東京とか大阪とかのレベル)だと思ったほうが良さそうな気がする。
まぁ、いずれにしてもSNSは扱い難いものの、現在の利用者数から見て、その魅力は高いから何とか「お近づきになりたい」とマーケターは思っている。
例えば携帯電話ブラウザ等のモバイルに関するスタンダードが立ち上がっていない米国としては、かなりこの部分に期待を持っていて、今後の成長分野はこれ!というところだろう。
日本は米国に比べて5年進んでいるなんていう言葉もあったが、これだけの市場規模と投資期待と広告業界からの期待があるという事は、ある意味でこの分野に打って出ない手はない?という事だろうか?
先日のエントリ「南場さんの講演を聞く」でDeNAの話を書いた。
ディー・エヌ・エーが運営するモバイルポータルサイト「モバゲータウン」のビジネスモデルをもって、日本国外の市場の開拓を図ることが目的。
「モバゲー」モデルで米国に勝負--DeNAが現地法人設立へ
今回の米国出張の最後は
成功するまで帰ってくるなと片道切符で送り出したDai+M内と
サンフランシスコで合流することになっていた。
7分の4とはすごい。
これだ‥これ。諸々の規制がかかり、会社としての存続が危ぶまれている時期でもあり、恐らくは「ここに勝機あり」と見て展開したのではないか?
と言うのは買いかぶりすぎか‥
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