« 南場さんの講演を聞く | トップページ | 成功体験の亡霊 »

韓国コンテンツ政策と対比して仕事を考える


Sn330168
2/25に隣国である韓国の大統領就任式があったらしい。報道ではビジネスマン出身の大統領らしく、演説の3/4が経済関連の就任演説だったらしい。

偶然だが大統領選挙の時期に仕事で訪韓する機会が何回かあり、国を挙げての選挙というものを見る事が出来た。また、IT系の勉強会で韓国の色々な現状を知り「隣国の2.0-ifyな希望」と題したエントリを記した。国のリーダが変わる事で随分と気持ちの持ちようも変わり、羨ましい部分もある。

さて、それに関連して日経IT+Plusにて「日本のIT政策公約がダメな理由」と題した記事を掲載していた。

いきなり(直接)関係ない話で恐縮だが、筆者の岸博幸教授には、竹中前大臣の秘書官だった時にお会いした事がある。当時まだブログは説明が必要なサービスだったが、政治家がブログをやる意味について、既にご存知で、とてもビックリした記憶がある。

さて話を戻して記事の中のきになった部分だが…

 ではなぜ日本と韓国の政権政党のマニフェストの間で、少なくともICT・コンテンツ政策のレベルでこのような「格差」が生じてしまったのだろうか。個人的には、政党が知恵を借りた先の違いが大きいと思っている。

 ハンナラ党は政策公約を作成する際に400人もの学者と専門家の力を借りたそうである。この人数からして、当然政策分野ごとに専門家を集めて侃々諤々の議論を繰り返したのであろう。
<中略>
 このことを取り上げて、安っぽい官僚叩きを主張する気は全くない。むしろ官僚はかわいそうなのである。様々な雑用に忙殺され、民間との接触は厳しく制限されるため、最先端の動きから後れるのはやむを得ないし、そもそも官僚は立場上、政治の意思が示されない限りドラスティックな政策を講じられないのだから。
日本のIT政策公約がダメな理由

韓国のコンテンツ/IT政策を論じる体制に対して、自国のひ弱さ(というかやる気のなさ)を殊更言うエントリではなく、こういう状況は自分の仕事上でも起き得るなぁと思ったのである。

内外を問わず、様々なネットワークを駆使して、その方々のお知恵を拝借し、自社の方向性やコンセプトを構築していくのは、理想であり本気ならそこまでやるべき事なのだろう。でないと、上記官僚同様に、トップの意思や最先端を含む環境に関する情報やその見方を含めて考えないと、まともな議論すら出来ないのである。

国策は比較対象することで、自国のレベルを知る事が出来る。企業の施策は、比較対象しなくとも株価やIR情報に現れ、かといって実際に比較対象するのは本当は難しい。だからこそ、多方面からお知恵を拝借しないといけない。

Webも顧客参加モデルによる「お知恵拝借」がうまく廻っているサービスこそがWeb2.0を名乗れるのであり、お知恵拝借が出来てないものは、そもそも淘汰されるのであろう。

そういう意味でも企業のビジョンや施策といったものも2.0的な、多方面の参加を促していかないといけないのかも知れない、と感じました。




ブックマークに追加する



アット・ニフティストア

« 南場さんの講演を聞く | トップページ | 成功体験の亡霊 »

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/38989/40269925

この記事へのトラックバック一覧です: 韓国コンテンツ政策と対比して仕事を考える:

« 南場さんの講演を聞く | トップページ | 成功体験の亡霊 »