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携帯市場の官製不況


携帯市場mobilephoneは、モバゲーをはじめとしてGoogleの検索が開始されるとの報道もあり、いよいよ若年層を中心とした新しいメディアの市場が立ち上がると期待されていた。

一方で若年層の携帯電話利用における出会い系の問題などが深刻である事も事実である。これは「どちら」という選択肢の問題ではないので、コトは深刻である。

そこで総務省が登場して一斉にフィルタをかけるべしという話になったらしいが、色々なものが既に動いているという現状から、安易にやると経済的波及効果が想定以上となる危険があるという事と、判断の元の事由である「出会い系問題」がステレオタイプに判断されていないか?という感じを受けている。

我々がビジネス上で同様のケースになった場合、まずは出来る事を即時実施し、調査も含めた根本対応はある程度時間をかけて行うものである。即時実施は最低限度の経済的影響にしたいという思いはある。

総務省の性急とも言える決定の代償は、あまりにも大きい。まず、携帯コンテンツ向けの広告市場が冷える。携帯の広告市場は年間五百数十億円で、これから大きく成長すると見られている市場。やっと大手広告主が興味を持ち始めたところに、フィルタリング問題が冷や水を浴びせた格好だ。
<中略> 携帯サービス関連の市場規模は2006年で1兆円近いと見られ、今後、一気に拡大すると予想されてきた。有害サイト規制は必要だが、手法を間違えるとこの有望市場の競争力が低下し、コンテンツ立国を掲げたはずの日本は沈んでしまう。
突然の「携帯官製不況」

世論も含めてステレオタイプの判断があるから、即対応しないとダメとなってしまう。その先を考えずに。
このステレオタイプの判断を即時実施させたのには、何かロビー活動があるのではないか?なんてウワサも立ってしまう‥

DeNAは、すでにケータイ&SNSサイトとして成長させてきたモバゲータウンを、今年から携帯総合ポータルサイトと位置づけを変えていく方針を明らかにしている。各キャリアは、公式ポータルという“圧倒的な優位性”をも危うくさせる巨大な競合サイトとして、モバゲータウンを認知していたのではないだろうか。
 そういった背景での携帯フィルタリング施策は、キャリアの各社にとってはモバゲータウンの影響力を下げ、各社の公式ポータルの失いつつある影響力を少なからず取り戻せるという思惑が働いたと考えるのは、邪推だろうか。
モバゲー包囲網?携帯フィルタリング騒動の裏にあるもうひとつの背景

こうやって、公式サイト様様の図式を温存したいから‥等と書かれるわけである。

* * *

それで、この対応が根本的な問題解決になっていないのはご存知の通りで、子供達が良い悪いも世の中の縮図であるインターネットへの接触に際して、蓋をするだけでなく、世の中の縮図なんだから、教えてあげないといけないのは言わずもがな。

それで、リテラシ教育プログラムは進んでいるかも知れないが、世の中には悪いヤツもいる、という事をどう教えるか。先に書いた言葉で言えば、現実の世の中の縮図なのだから、これをモデルに現実ではもっと怖いコトがあるという形で教える教材にしてはどうだろうか?



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アット・ニフティストア

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