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グローバル化とSNS


先のエントリで「グローバル化」について、若者にとっては日本はローカルリーグ/マーケットなので、大リーグやシリコンバレーへのチャレンジというものの魅力を絶えずもっているのではないか?

一方で、そうした方法だけがグローバルなのか?という疑問もあり、東洋的な全体最適/双方幸福な関係でグローバル展開していく方法も十分に魅力的なのではないか?と書いた。

国や地域が分かれると相互の信頼関係をどう解決するのか?という問題は常につきまとう。電話会議/テレビ会議は常套手段として、そうしたコミュニケーション手段以外についても解決すべき事が山積しているに違いない。

Business Weekという経済雑誌にIBMの展開例が掲載されていた(情報源は日経NBonline

日経NBonlineのタイトルは「IBMの21世紀型人材活用戦略 世界6大陸をまたにかけ人材と知恵を流動させる」である。


この記事は本当に面白い。IBMと言えば日本を含めて世界中の国々に「IBM」クローンを展開し、IBMマシーンを販売するとともに、ソフトウエアも販売。顧客を掴んでやまない企業…というイメージのままであった。

ところが、現代のIBMは顧客ソリューション企業化しているので、その経営課題に対する解を持っているのが他国であろうが、そのチームと組んで(例えば、ブラジルと中国のチームが共同で)課題解決にあたるという事である。これが本当のグローバル企業なのだ!と思った。

この記事では顧客ソリューション解決のために、全世界ネットワークを使い、なるべくコストの低い地域を重点的に使う、という手法を記してある。

それはともかく、それらの世界的ネットワークで組まれたメンバがメンバ間でどんな人となりを見定めるのか?

So Big Blue is trying to bridge the gap with software that borrows heavily from social networking. A new program called Beehive is essentially a corporate version of Facebook. IBM employees create profiles and post photos, list their interests, and comment about company events or happenings in their private lives.

International Isn't Just IBM's First Name

企業内Facebookである。

さらに、このIBM社内Facebookを従業員が嬉々として使っている様子が伺える。

Klaus Rindtorff, an engineer who works for Wittkopp, lists his five favorite places to revisit, such as Death Valley, Calif., and includes photos of IBM colleagues in Germany, Italy, and the U.S.

International Isn't Just IBM's First Name

このテの道具は、使っていて/見ていて/つながってみて、楽しくなければ何の意味もないだろうから、そういう意味では成功している様に見える。

米国式ではこういう形で社内SNSが企業の成功要因と言われているが、日本の企業ではどうだろうか?ブラジル支社へ出張した時の観光写真を自社のブログに貼って怒られないだろうか?

この事例でSNSがグローバル企業のメンバ間での親密度向上に、非常に有効な道具である事は分かったので、これを日本に置き換えた時に、SNS(コミュニティ)運営方法を探る/模索する 必要があるだろう。




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アット・ニフティストア

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