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やっぱり音楽はライブが大事


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私も大学時代に音楽(バンド)をやっていた事もあって、ライブは本当にミュージシャンの真価が現れるし、何よりも時間と場所を共有していて、何よりも楽しい。演奏する側にしても、アマチュアだから200%練習しても本番では80%しか出来なくて、それでいて楽しいものである。

さて、そうした音楽に関わる時代の流れとして、ちょっと前のエントリでも、音楽産業に関するソーシャル化による影響として、最先鋭だと思われるiTunesでも時代に遅れを取るのでは?という事を書いた。

そうした背景を前提とする前に、これも以前のエントリ「音楽のビジネスモデル・イノベーション」に書いた事も含めて、今後の音楽産業についての動向としての理解は以下の通りである。

音楽産業が長い目で見て、CD販売販売モデルの崩壊→楽曲販売モデルへの移行、さらに「全てはライブのプロモーションである」という位置付けで、楽曲配信自体は無料というモデルが出て来た。
つまり、今後はライブの売上が主たる収入源となるだろう、という流れである。

そういう観点で言うと、ライブ等の興行を行う会社やそれを支える各種機能提供会社(照明さんとか、音響屋さんとか、コーラス屋さんとか)及び、ライブ会場を運営する会社や団体は、今後産業の担い手として最も重要な位置付けになるであろう。だから関連する株を買っておくといいかも

音楽CDの売上が急降下し、長期的にみて録音された音楽がますます無料化に向かう中で、アルバムリリースの販促手段となっていたライブミュージックが、ほとんどのアーティストの主要な収入源となりそうだ。それもビッグネームを含めての話。

iTunesの聴取習慣からお気に入りの音楽を推測して、それらのアーチストのコンサート予定を告知するiLikeのようなサービスが人気を得始めているのはそのためだ。比較的最近スタートしたSongkickは、さらにその先を行っており、高度なアルゴリズムを利用してユーザーが好みそうな曲を(ユーザーがまだ聴いたことのないもの)も含めて推測、そのアーティストの地元でのライブショウへの参加を誘う。
映画はもういいから、コンサートに行こう

そうした流れを考えると、音楽交流サイトも「ライブ活動情報」と「場所」や「時間」という切り口でユーザに見せ、さらにそうしたユーザ同士がつながる仕組みも今後重要になっていく。
だから、音楽を含めたコンテンツ提供サイトに関する考え方も考え直さないといけない、と思った。

Webでのコンテンツ提供に関して、私見だが「本質的なものの提供が出来ないコンテンツサイトは流行らない」と思っている。例えば、音楽はやはり音楽コンテンツ、つまり楽曲が提供できなければ、本質的なものの提供とはならないので流行らないのではないか?という危惧を持っている。

その音楽コンテンツの中心軸が、ライブに行ったり、ライブ情報を中心とした「ユーザの動き」に変移した場合、それをとりまく産業構造は急速に変化していくだろう。ちょっと前までの構造に執着し過ぎて、大きな流れを見失うと/見ていないと判断を誤るかも知れない。
(だからと言って、株を買って「一向に上がらないのですが?」と言われても私は責任持てませんbleah



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アット・ニフティストア

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