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Web技術トレンドと日本の技術


昨日のエントリに引き続いてRead/Write/Webのネタなのですが、このRead/Write/Webはいわゆるテクノロジー系のブログなので、技術的な予測をよくやっています。つい先日も「2008 Web Predictions (意訳:2008年のWeb予言)」なんていうものを出していました。 ちなみにその「予言」エントリには沢山のコメントがついていて、かなりの盛り上がりを見せていました。もうコメントは十分という事で、コメント先をTwitterに変えていましたね。

さて今回もその「予言」系のエントリで「Web Technology Trends for 2008 and Beyond (意訳:2008年とそれ以降のWeb技術トレンド)」と題したエントリが載っていました。

ここで詳細を記すつもりはないのですが、気になっている事だけピックアップして書いておきたいと思います。

・Web2.0
改めて書くものでもないが、誰でもPublisherになれて、双方向のコミュニケーションが当たり前になったとう部分は押さえておく必要がある。つまり、データ量が膨大に増えていて、データを情報にしないと意味がなくなる。

・WebはWebサービスになる
本旨は構造化された情報でないと使われないという意味。インテリジェント化するため(=コンピュータで理解出来る様にする基礎工事)にはこれが必要。

・セマンティック
Webをより知的にする技術で、セマンティックWebというよりもセマンティック・アプリケーション=意味理解をした上で活用方法を併せ持つアプリ、が主流となり、データという意味では"Open Data"がキーワード。(Open Sesamiではない :-)

・リコメンドエンジン
知的になる事で、よりWebが使いやすくなるという意味では、やはりリコメンドは大事だ。インターネットで知りたい事はあるが、キーワードも思いつかない事だってあるだろう。そういうレベルの向上による知的化は素敵かも。

要するにWebがより知的になり、知的な道具を得たWeb市民は、さらにその知的生活のレベルを上げる、という事になるのだろう。

その次には実は日本のお家芸がノミネートされている…そう、Mobile Webである。

iPhoneが引き金となり、米国ではいよいよモバイルのWebに火が着く。具体的なアプリ名として名前が上がっていたのは…
Gmail , Twitter , Google Map , Opera(ブラウザ) , Fling(VoIPアプリ) といったもの。つまりパソコンで使うものが出先でも使えたら便利というレベル。あくまでPCが基本です。

それでそもそも日本の携帯アプリ/コンテンツ技術は、iモード中心のせいもあって独自進化を遂げた事から、そのiモードみたいな基盤がない(以前のエントリ参照)米国では、PCを基盤とせざるを得ないのかも知れない。

でもモバイルWebアプリケーションはどうなんだろう?

Procter & Gamble, Clorox, Del Monte, General Mills and Kimberly-Clark are teaming with retail giant Kroger for what will almost certainly be the biggest test of wireless coupons to date and perhaps even one of the most significant ventures into mobile marketing in the U.S. The aim is to reach the generation between 25 and 34 who are likely to have growing families in need of baby, home-cleaning and household products, but who don't read a lot of newspapers.
意訳:主たる日用品メーカが最大のテストを実施。それは最も先進的なモバイルベンチャー企業が米国のモバイルマーケティング業界に対する、ワイヤレスクーポン キャンペーンである
Package-Goods Giants Roll Out Mobile Coupons

日本でケータイでクーポンと言うとマグドナルドのそれが割と使われていて一般的なのではないか?と思ったりしていたが、米国ではそれが「最先端のベンチャー」が行っている事らしい。

そういう意味では、日本のケータイ向けアプリケーションでは、これからモバイル時代を迎えようとしている米国では最先端でかつ経験豊富という事にならないだろうか?
例えデコメだって、デザインやテイスト及び使い勝手といったUIの変更で、十分にMySpace世代(10代から20代中心)に受けるのではないだろうか?

これも先日のエントリ「米国メディア産業の方向性から見るDeNAの戦略」で書いたのだが、日本のケータイWebアプリを(そのままではないだろうが)米国/欧州展開する絶好の機会なのではないだろうか?DeNAは既にそれを見越して動いているのではないだろうか?

米国や欧州及びそこを起点としたグローバルエリアは日本の市場規模とは比較にならない程大きい。楽天のモデルよりも成功しそうな気がする。



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アット・ニフティストア

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