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ステレオタイプには注意


米国のマーケティング系メディア「AdAge」に、Mom(母親)=CPO (Chief Purchasing Officer:代表購入責任者)という言い方があって、世界的に変わらない事なんだなぁと面白く読ませてもらった。

記事:Marti Barletta: How to Market to Moms
マーティバレッタさんの「母親へのマーケッティングをどうするか?」というタイトルの記事である。

【以下、概要】
母の日はマーケッターにとって母親へのアプローチにおいて非常に魅力的である。すなわち、約85%もの家庭において母親が購入決定権を持っている。すなわちCPO (Chief Purchasing Officer:代表購入責任者)である。

そうしたマーケッタの注目するメディアという意味では、Motherproof.com とか CafeMom.com といったコミュニティサイトがあるらしい。そうしたサイトには、P&GやWalmartをはじめとしてSONY等もブランド訴求メディアとしている模様だ。

また、JVCが母の日に合わせて"Thanks, mom"VideoをアップロードさせるイベントをまさにCPO向けブランド訴求として実施している。

さらに、そうしたCPOの行動要因として大事なのは、"84% of women over 40 have kids(40歳以上の女性のうち84%が子供がいる)"という事実から、「子供」というキードライバーの存在を想定しがちだが、実はその比率は小さそうだ。

こうしたステレオタイプのマーケティングには注意せよ、という事だ。
Marti Barletta: How to Market to Moms

ステレオタイプの判断に注意という意味では、統計とその動きがその防止になるかも知れない。ただし、それもステレオタイプを除外してみるという前提付きでだ。

ネットの統計、特に国内の調査は割と振れ幅が大きいものの、現実の数字という意味で見ている人も多いと思う。

例えば「米国はインターネット先進国で、そこで流行したものや傾向が(ある程度の時間を経て)日本に上陸して流行る」というタイムシフト戦略があると思う。

例えば、以下のような米国でのネット系の統計が出ていた。


- 83% watch video clips, up from 62% in the last study in June 2007
- 78% read blogs, up from 66%
- 57% of internet users are now members of a social network
- RSS consumption is growing rapidly up from 15% to 39%
- Podcasts are now mainstream digital content, listened to by 48%
Report: Social Media Challenging Traditional Media

「ポッドキャストはデジタルメディアの主流で、ネットユーザの48%が聞いている」とか「インターネットユーザのうち57%はソーシャルネットワークに加入」といった事が日本で起きるのか?というのはある程度確信を持ってNOと
言えると思う。

一方で「78%の人がブログを読んでいる」というものには、日本でもYESと言えるだろう。

世帯普及率から見て、もうレイトマジョリティも使い始めているインターネットである以上は、その国民性というパラメータが大幅に効いてきて、戦略でさえも見直しが必要であるという事である。

くれぐれもステレオタイプには注意しないといけない。



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アット・ニフティストア

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