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強運になる4つの方程式


驚くほどにストレート(直球)勝負なので納得するしかない本だった。ご存知、ワタミを創業し、今ではグループ会社だけでなく、教育関連にも貢献していて、伝説的な経営者と言えると思います。私自身はあまり生い立ちがどうしたとか、経営者の立志伝には興味がないのですが、自己の経験を法則化するアプローチにちょっと興味を覚えて読んでみました。

気になる言葉を拾って感想を書いているので、読んでない人にはあまり意味が通らないかも知れません。ご容赦下さい。渡邉さんの経営感についてのみ興味のある人は後半だけ読んでも結構です。

【第一方程式:神様が応援したくなるような努力】
創業資金300万円を佐川急便で稼いだと言うのは有名な伝説ですが、その中で何度もくじけそうになる事があったそうですが、どこか逃げる部分があると感じていて辞表は決して出さなかったそうな。その姿勢を評して「ファイティングポーズは1度解いたら終わり」という言葉が出ます。
気を取り直して…ここは引いておいて…そんな事では絶対に勝てないという事です。

そうした「神様が応援したくなるような行動」を常に好きで、それを「する」事が何よりも大事。さらに120%の努力が何より人を成長させるというものです。

【第二の方程式:原理原則をはずさない】
曲がった事が嫌いとかそういう事ではなく、自然体でないと自分の力が発揮出来ない、目指す所が違うのでは、どれだけ成績が良くても意味をなさない、そういった事を指しています。
「繁盛していることより、ワタミらしいことが優先」という言葉も、海外(香港)店舗を開設した際に、成績は良いが従業員文化が良くない、という時にワタミの会社の原理原則を伝えて共感出来る人の定着率がよくなったというエピソードがあります。
企業にとってのビジョン、何が企業及びその従業員が目指しているものなのか?端的なKPIのみを追求して、手段と目的をはき違えたり…そんな事の戒めという気がしました。

そうした様々な事のふとした原則を再発見出来ました

この本を通して、渡邉氏の経営感といったものが得られた気がした。この考え方は「近江商人の「三方よし」」で記した、近江商人の「売り手よし、買い手よし、世間よし」の「三方よし」の原理という気がしました。

・会社で働くというのは、いかに「ありがとう」を集めるか?という事
自由主義社会はいかに「ありがとう」を集めることができるか?こんな商品やサービスがあって良かったと買った人や利用した人が思って「ありがとう」を集められるか?
「ありがとう」があるところに売上げが立つ。

「ありがとう」は売上げで、利益は「知恵」。安くして「ありがとう」を集めたところで、倒産しては意味がない。知恵を使って利益を出す。

一方で従業員にしても利益が出ないと給料が出ないので、安いばかりで売上げしか立たないものは、その知恵が足りないという事。

そうした売上げや利益が出る構造だとしても、【第四の方程式:心に一点の曇りもない】にあるように、どこかでやましい事があるといった事は、結果として社員や世間から「きれいごとを言っていて…」とされて信頼さえ失う事になる。近江商人の言う「世間よし」にならないということ。

関係する人達の「ありがとう」をいかに集めるか、知恵を絞って利益を出せるか、「世間よし」か?そういう原理原則を経営というだけでなく、普段のビジネスシーンを過ごす中でも原理原則とすべきだと思いました。


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