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iPhoneにおいてアプリはマーケッターが注目すべきコンテンツである


つい先日、WWDC2008にてiPhone 3Gが発表され、その直前にソフトバンクモバイルからiPhone発売の発表があって、待ちに待った人達には、やっと7/11が来ることになった。

私も昨年発売された(米国版)iPhoneを色々と触ったが、インターフェイスの細かい部分までが革新的で驚いた。
関連エントリ「iPhoneを触ってみると」では操作性を、「iPhone狂騒曲」ではアプリケーションを、「iPhoneを売るキャリアは単なる土管になる」ではプラットフォームビジネスについて記した。

そんなiPhoneだが、アスキーメディアの調査によると、携帯事業社変更が必要な人、つまりNTT DoCoMoからソフトバンクモバイルにMNPする場合としない場合では、購入検討率が51%から31%に下がる。一方でiPhone発売を待っていて、昨年の7月から買い控えをしている人が実に12%もいる事が分かった。

さて、メディア系のマーケッターはこのiPhone及びAndroidをどのように見ているのか?広告系メディアのAdAgeに「iPhoneにおいてアプリケーションはコンテンツである」とする記事が掲載されていたのでこれを考えてみたい。

【意訳版】 「iPhoneにおいてアプリケーションはコンテンツである」 -次世代のモバイルデバイスが来たとき、マーケターはアプリケーションを作成することを考えねばならない。

ここ数週間でgoogle I/OでのAndroid発表やWWDC2008でのiPhoneが発表されて、これからはこうしたiPhone/Android戦争が起きる等と揶揄されているが、どうもポイントがずれている様に思える。
<中略>
我々マーケッターはマーケティングというアングルでこれらを見ないといけない。
これらが目を奪う時、我々はそれの一部でないといけないのだ。
<中略>
モバイルの体験は未だユーティリティやエンターテイメントアプリにフォーカスされているが、3Gのスピードになってもお客さんと広告のスペースとして分かち合うには高価なのだ。今急ぐべきは使うに値するアプリケーションを作る事である。それが広告媒体としての可能性につながっていく。

一方で、あなたがこれらのデバイスに入り込むためには、あなたがアプリのデベロッパになる必要がある。あなたの製品は何か便利な事や小さいスクリーンを生かす何かがないのか?あなたのブランドを生かした、楽しめるゲームに出来ないのか?AppleやGoogleはより多くの人達にカスタムアプリを配布するのだから、それに載らない手はない。

携帯電話ではソフトはコンテンツである。ブランド連携コンテンツならば、あなたの提供する価値は受け入れられるだろう。そうでなければ誰かの作った革新的なキラーアプリのスポンサーになるという手もある。
On the iPhone, Software Is Content

広告表示媒体という枠で考えていても(物理的な表示面積の)限界もある。
確かにユーザに受け入れられるアプリやゲームのような「タイアップ」が本命という話もうなづける。

それがヒットしたり長く使い続けられれば、これほどの広告効果/ブランド告知効果はないだろう。
もう一方でデベロッパにしても、開発費用やデザイン費用といった部分で広告費でペイする部分が出来る

使う側も勿論便利だったり楽しかったりする部分で納得するという部分で関係者一同が「三方よし」なモデルである。

ヒットするか否かは出してみないと分からないだろうから、モバイル系マーケッターはiPhoneアプリやAndroidアプリについて勉強しておかないといけないだろう。



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アット・ニフティストア

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