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不機嫌な職場 協力的社員を集める過程でプロジェクトの成否が分かる


先日、「不機嫌な職場 なぜ社員同士で協力できないのか」の書評として、気が付いた点をエントリとして書いた。 「Google成功の秘訣はOfficeから出さないこと」のエントリに紹介したようにお互いを知らない事をなくすことから始めるという私案を呈したが、実は日本型成果主義の議論も相まって、各所で議論が起きているらしい。

例えば、「ポスト成果主義 スタンドプレーからチームプレーに」というタイトルで日経ビジネスNBonlineでは特集を張っている。

様々な識者による意見は門外漢の私でも色々と考えさせることが多い。単に日本型成果主義が原因だというだけでなく、様々な企業がその課題に取り組んでいる様がよく分かる。

その中の1つ、「“不機嫌な職場”は変えられる」ではちょっとした気づきを得られた。

 チームワークが改めて重要になっているのは、個人プレーの行き過ぎだけが理由ではありません。これはどの産業にも言えることですが、顧客のニーズが高度化して、求められる商品やサービスのレベルが非常に高くなっている。当然、1人では作れないので、チームで開発しなければならない。
<中略>
 例えば、「今度こんな面白いプロジェクトをやります」といった情報が同社のイントラネットの掲示板に掲載される。すると、世界各地から参加希望者が殺到します。そこで参加者を募った人がデータベースなどを使って希望者の技術的な強みなどを調べるわけです。
<中略>
つまり、ほかの社員の仕事に積極的に協力しなければ、仕事がなくなって会社を辞めざるを得なくなるわけです。
“不機嫌な職場”は変えられる

つまり、プロジェクト発足時に参加希望者を地域・組織横断的に募集する。その過程で非協力的な社員はだんだんとフィルタリングされていくというのが要旨である。

ここで意外なプロジェクト成否要因がある事に気づいた‥

Googleではこの方法でプロジェクトがスタートすると言っていたが、Googleでなくとも「始めようとしているプロジェクトがいかに魅力・意義ある事なのか」を明快に示せないものは新規プロジェクト/改善プロジェクトに限らずその先ダメになる事が見えてしまうのではないか?という事だ。

これはいわゆる「予測市場」的な意味合いを持つ。

例えば会社の方針決定に、この予測市場を導入し、プロジェクトの成功性だったり目標価格を設定したりといった「みんながなんとなくそう思っている」内容の具現的表現である。

魅力のない/魅力の説けないプロジェクトは協力的か否かという前に既にスタートしてはならないものかも知れないので、その部分の慎重性を求める意味では、面白い試みであり、もし本格的にスタートする場合にはここには協力的な社員しか入れないので、より成功率が高まるという事になる。

つまり、まとめると「協力的な社員を集めるための過程で、実はプロジェクトの成否が分かり、(協力的な)社員が集まれば、よりプロジェクトの成功率が高くなる」という事になる(全然まとまってないな‥)

ちょっとこの部分は非常に面白いと思った。



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アット・ニフティストア

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