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その2秒をお客様のために


お昼時の飲食店は本当に忙しそうで、声をかけるのもかわいそうな時がある。本当は、お客を遠慮させてはいけないのだろうし、お客も躊躇してはいけないのかも知れない。が、見るからに忙しそうな店員には、ちょっとした共通点がある様に見える。

客「すみません」
店員「ちょっとお待ち下さい」
この客と店員の発言時間差は1秒に満たない。つまり店員は客に何か言われたら第一声として「待て」と言うのである。

先日から読んでいてなるほどと思う事の多い、セス・ゴーディンのブログに以下のようなエントリがあった。

Sometimes, busy people need to remind themselves (and us) how busy they are by shaving off the last two seconds of what would otherwise be a pleasant interaction.

At a restaurant yesterday, the maitred, who is paid to be busy, looked up our name in the reservations book and then said, "over there against the wall," while he pointed. He repeated this approach with at least three other parties.

How much longer to say, "Welcome, we'll be ready for you in just a second. Would you mind waiting over there please?" Amazingly, saying that while smiling takes precisely the same amount of time.
【意訳】時々、忙しい人達は自分を忘れて、お互いに心地よい最後の2秒さえも削ろうとしている。
昨日、レストランで支払いの対応に忙しい店員が、予約帳の私の名前を確認すると、「そこの壁の前」と彼は示した。そしてその後少なくとも3組はそうした対応をしていた。
どうして「いらっしゃいませ、お待ち申し上げていました。ちょっとそちらでお待ち頂けますか?」と言えないのだろうか?驚く事にそれを笑顔で言っている時間も結果として同じなのだ。
Two seconds

そう、その2秒が絶対的な何かを生んでしまうのだと思いました。

その2秒の違いで客を失うか繁盛するか、同じ味でも友人に勧めるか、そうでないかが分かれるのだ。
フランチャイズの店だろうが、そうでなかろうが、その2秒でその店の運命が決まるというのに、即答で「待て」と言うのは何故だろうか?例えば「すぐにお伺いします」と言えば、客だって忙しいのは分かっているから無理強いはしないだろう。

実にこの2秒、たった2秒に その店の全てがかかってしまう。それが面白くてちょっとエントリに書いてみました。




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アット・ニフティストア

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