« ブログの次はソーシャルウェブ | トップページ | バイラルマーケティングのヘマ10例 »

行き過ぎた広告で不幸になる人


プレゼントは受け取った人が開けた瞬間が最高潮となるイベントだろう。増してや妻へのクリスマスプレゼントにダイヤモンドを買っておいたとすれば、なおさらだ。
そんな一生の記憶に残りそうな瞬間を台無しにされた不幸な例があったらしい。

Late last year, when Massachusetts resident Sean Lane bought a diamond ring for his wife on Overstock.com, it didn't remain a secret for long. News of the purchase--meant to be a surprise--was sent to more than 700 of his Facebook friends, thanks to the new Beacon ad platform. At the time, Lane complained to the press that his Christmas had been ruined. Now, he's complaining to a judge.
Lane this week became one of 19 plaintiffs to file a potential class-action lawsuit against Facebook stemming from its much-maligned Beacon program, which told members about their friends' purchases on retail sites.
【意訳】昨年の年の瀬、マサチューセッツに住むショーン・レーンは彼の妻のためにOverstock.comでダイヤの指輪を買いました。それは(プレゼントされるまでの間)秘密のままとなりませんでした。その時、買ったというニュースを、彼の700人以上のFacebookの友人に送りました、新しいBeacon広告プラットホームおかげです。
当時、レーンは、彼のクリスマスが台無しにされたと報道に不平を言いました。 今、彼は裁判官に不平を言っています。
レーンは、今週、小売のサイトで彼らの友人の購買に関してメンバーに話した非常に不吉なBeaconプログラムに由来するFacebookに対して潜在的集団訴訟をファイルするために19人の原告のひとりになりました。
Privacy Suit Against Facebook Faces Hurdles

FacebookというSNSのBeacon広告システムはものスゴい不評を買ってしまい、結果としてファウンダー(兼CEO)が謝罪して取りやめた広告システムである。なんでも、友達リストに載っている友人(当然、このケースのように自分を含む)が、何かオンラインで買うと、その買った情報を基に、友人に対して「○○さんも、これを買っています」といった広告を出すわけです。

このケースでは「レーンさんも、このダイヤモンドを買っています」と出てしまったわけで、奥さんへのクリスマスプレゼント、恐らくダイヤモンドだからかなりの事です、それが台無しになったわけです。

この事例が示すような事は、日本では起きにくいかも知れませんが、時間の問題でもあるかも知れません。新型の広告システムは、ユーザの挙動を把握して広告を出し分けているのですから。

それを防ぐ方法を考えておいたり、イザという時に使える様にしておく必要があるかも知れません。例えば…

ネットでは買わない
私もインターネット界隈で食べている人間なので、勿論推奨はできませんが、ネットで買ってアシが着くのであれば、リアルで買うしかありません。探偵が付けていてリアルで買った事がバラされる様な人は、どのみちダメですね。

アカウントを使い分ける
これが一番現実的かも知れません。あまり人に言えないサイトを見たり、オークションやショッピングサイトを覗いているアカウントと、「マジメ」なサイトしか見ないアカウントをパソコンにログインする時点から分ける方法もあるでしょう。

いずれにしても、プライバシーと広告との微妙なラインの攻防は今後も続くでしょうから、こうした事を意識しておく事は大事かも知れません。



ブックマークに追加する



アット・ニフティストア

« ブログの次はソーシャルウェブ | トップページ | バイラルマーケティングのヘマ10例 »

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/38989/42207999

この記事へのトラックバック一覧です: 行き過ぎた広告で不幸になる人:

« ブログの次はソーシャルウェブ | トップページ | バイラルマーケティングのヘマ10例 »