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全国学力テスト − 測定したなら評価するのは当たり前


全国学力テストという全国一斉のテストが行われ、その結果を市町村別に公表すべきか否かで、大阪の知事と教育委員会とで揉めているらしい。一部の知事も市町村別に結果を公表したいという意見もあるという。 ソース:全国学力テスト:市町村教委、成績公表要請に波紋 文科省、当面は静観

これだけ大騒ぎになる理由が、あまりよく分かっていないのだが、全国学力テストの実施方法や詳細に何かあったのか? ひょっとして、そもそもの目的が曖昧なのか、そのあたりから紐解く必要があるのかも知れない。

Wikipedia:によると、世界に対する学力低下が懸念され、2007年から小中学校の最高学年全員を対象に行われる「全国学力・学習状況調査」となっている。
目的も「児童生徒の学力状況の把握・分析、これに基づく指導方法の改善・向上を図るため、全国的な学力調査の実施など適切な方策について、速やかに検討を進め、実施する」と2005年に閣議決定した事に基づくものとの事。

全国テストする事によって、ものすごい量の懸念点がWikipediaだけでも散見される。つまり、差別を生むとか、塾通いが進行するとか、私立校の不参加が問題だとか、山ほど指摘されているものらしい。

今年度の結果は、県別のものでは様々なサイトに公表されているが、必ずしも「進学塾の多い首都圏の学校は順位が良い」というステレオタイプでの結果とはほど遠い。秋田県が相当良くて、私の住む神奈川県はどちらかと言うと低い方だ。

だからと言って教育委員会に対して、神奈川をあげろとか短絡的に言うつもりはない。

私が言いたいのは、計測したなら、その計測結果から得られた結果から、改善のための仮説を立て、それを遂行すべき。2007年の遂行結果があるなら、その「仮説」を、この結果を持って「検証」すべき。という当たり前の事だけ。

もし、秋田県が良い方法(仮説)を実施したなら、他県(特に神奈川県や横浜市)の教育委員会と県や市議会議員はその仮説立案の方法と考え方/遂行方法を学んでほしい。意味があるのかないのかよく分からない海外視察するより、余程成果が想定出来る。

大阪府知事が(というかワイドショー系ヒステリックな一部メディアが)騒いでいるのを見て、もう一言言うなら…

今回の全国学力テストの結果を、ある種の「教育委員会」の評価という言い方も、まぁ言えるだろうなぁと思った。無能な教育委員ならクビにしてしかるべき、という大阪知事の姿勢も評価出来る。

そもそも「学力だけが評価軸というのも偏りがある」と言うなら、それ以外の評価軸を設定/計測/評価すべきだろう。そういう意味では大阪府知事の報道において、教育委員会のビジョンを示せというのは、まともな議論をしようとしている(様に見える)。

まぁ、いずれにしても「正面から論理を取り出して、議論して進歩していく」姿勢が見えてこないし、(ヒステリックな一部の)メディアもまともな報道していないので、この部分に限って言えば、大阪府知事さんの頑張り(孤軍奮闘)を応援したいと思いました。



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アット・ニフティストア

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