[Blog Action Day 2008]世界が飢餓について考える日
今日のエントリは「Blog Action Day 2008」にちなみ、「飢餓」をテーマに書いてみたい。と言っても、とくべつ飢餓に関する関心が高いとか、発展途上国に対してアクションをしているわけではない。そういう意味では、これを読んでいる方々とほぼ同じレベルなのではないか?と(勝手に)思っています。
そういう関心レベルで、いつも飢餓と聞くと頭に浮かぶ情景が、左に掲載している写真です。「Photos that Changed the World(世界を変えた写真)」と題するサイトに掲載されているものを引用しています。
私なりのほんのわずかな活動を記すと、コンセプトは「インターネットは世界を変える」というメタなキーワードでして、インターネットは先進国が株取引のためにあるわけでもなく、こうした駄文をブログに記載する事が目的ではないのです。
インターネットを構成する技術は、コスト対効果が飛躍的な成長を遂げています。すなわち、安価で高性能(対故障性の意味でも)である事から、発展途上国への提供により、生産性から取引コスト、市場範囲から市場性に至るまで、あらゆるものの変化の基盤となることが期待出来ます。
実例としては、以前にも書いた「沸騰都市ダッカはスゴかった」のエントリにある通り、このインターネット技術自体を基盤とし、その上に少額でも産業を自生させる仕組みを走らせると、その国の産業構造が(先進国が想像する以上に)急激に変化・進展します。
それで、私が何かそうした活動をされている方の業務に関連した話を、社内に積極的に紹介している、という、非常に効果の低い貢献なんです。(お恥ずかしながら)ソーシャルアントレプレナー(社会起業家)を応援するぐらいしか能がないのです。
でも米百俵の例えではありませんが、お金や食料をひたすら援助し続けるよりは、その国や地域の成長を少しでも支える方が、時間はかかるでしょうが、結果として良い結果への道筋をたどることでしょう。
こうした関心が高い時って、色々な情報に「偶然」出会うものです。本当に不思議な縁を感じたりします。例えば、先日の連休中(10/13)にも不思議な縁がありました。
http://www.nhk.or.jp/heart-net/fnet/info/0810/81013.html
あまりにテレビがつまらないので、社会起業家という言葉につられて、NHK教育チャネルの「福祉ネットワーク」を見た。テーマは「カンボジアのソーシャルアントレプレナーの活躍」の様子が報じられていた。ゲストはあの田坂広志 多摩大学大学院教授でした。
田坂先生にはファンも多く、私も書籍「企画力」を拝読させて頂きました。
こうした関心が高い時って、色々と情報に偶然出会うものです。不思議な縁を感じたりします。
最初に書いたように、直接飢餓に対するアクションはしてなくても、遠回りっぽい活動ではあるが、これが大河の流れを生むと信じて、そうした活動家を支援していきたい。
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