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コンテンツ制作者が強いと、世の中もっと面白くなる


TechCrunchを読んでいて、ちょっと面白い記事があった。
ネタ元: AOLの不運なTVSquadのブロガーたち居残って競合サイトをロンチ

Piccliqueclack_2
話の筋としては、以下の状況らしい。
Yahoo!/MSN/AOLといった、かつてのトップポータルでも、今は厳しい状況なのだが、その中のAOLが自社のポータルサイト「AOL Television」で、ブログ記事を集めた「TV Squad Bliog」というコーナーがある。(AOL Televisonの左サイドバーの下の方にリンクがある)
厳しい状況を反映してか、そのブログコーナーのブロガー達は色々と不満を持っているらしいのだが、その不満が高じて、自分達でサイト「cliqueclack」を立ち上げたという事である。

さらに追記すべきは、この新しいサイトは、以前のサイトとはデザインは異なるものの、趣旨としては同じに見える。つまり、完全に競合サイトを立ち上げたという事である。
左の画像は、その競合サイト側の「cliqueclack」のキャプチャである。

ここから言えることは、ブロガー=コンテンツ制作者は、自由であり強者でもある。ポータルサイトがそれらのブロガーの記事を取り扱わないと決めれば、ブロガーは収入を失うものの、競合であれ独立して頑張る、という図式である。

よく言われる事で、私自身は本当かどうか確認していないのだが、同様のモデルが他にも存在する。(例示としては、必ずしもコンテンツ制作者だけではないのはご容赦を)

・記者は基本的に新聞社(もしくは他メディア)所属なので、取材をした内容は所属先に帰属する。
 自分で取材して記事を買ってもらうスタイルとはかなり異なる
・テレビ番組制作では、制作会社が企画・制作するが、TV局系列があり、安く買い取られる
 企画および制作内容から放映(メディア)が個別に買い取り

私もサラリーマンだから、日本での下請けモデルは「安定している」事が(ある程度)保証されている事が明快だから、とても住み心地がいいのはとてもよくわかる。だが、その地盤となっている新聞にしてもテレビにしても、(危機的とは言わないが)地盤沈下が懸念されている。

つまり「茹でガエル」状況なのではないか?という疑問提示である。

ここで「茹でガエル」状態だ!とか言って焦らせるとか、混乱させようという魂胆はなく、考えてみれば、会社員と呼ばれる層全体が同じことである。親会社のある会社の社員(つまり子会社の社員)だって同じことで、このポジションが楽だという事は決してない。

だが、こと「コンテンツ」制作者、「クリエータ」と呼ばれないまでも何かコンテンツを作成する人間は、果たしてどれほど「依存関係があるのか」は認識しておかねばならないだろう。

世の中の変化や進化と、自身の「依存関係」のバランスを見定めて「ユデガエル」でないか、茹でられる前に飛び出すべきなのか?は常に意識しないといけないかも知れない。

その前にそうしたコンテンツを制作する側でない(私も含めた)人間は、何か自身が発信できるコンテンツがないのか?何かあるとすれば、その価値は何なのか?考えておかないと「茹で」られもせずに終わってしまう。

何か悲観的なエントリになってしまったが、何か価値提供できないと…と意識したいと思った記事でした。



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アット・ニフティストア

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