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Windows7はギークの口コミを狙うべきか?


テクノロジ系の話題やガジェットの火付け役は「ギーク」だ!という事で、マイクロソフトの次期リリース版と言われてる、Windows 7 はギークの口コミを得るべきではないか?という問いかけである。
ニュース元:Windows 7 must appeal to geeks--or else

And what do you find there? A slew of stories written by geeks, for geeks. And throughout the past year, those stories written by geeks for geeks were littered with criticisms of Vista and countless reasons why the company made mistakes. Sure, there were some sites that came to its defense, but the vast majority of journalists took the opportunity to beat up on the OS.
ギークのためにギークによって書かれた多くの話の中で、あなたは何を見たでしょう?。昨年中、ギークのためにギークによって書かれたそれらの話は、会社が犯した誤りに関するVistaと無数の理由の批評で埋め尽くされました。勿論、弁護してくれたいくつかのサイトがありましたが、かなりの大多数のジャーナリストはOSを痛めつける機会としました。
Windows 7 must appeal to geeks--or else

つまり、論旨としてはVistaではギークに叩かれたので、次はギークを味方とする様にした方がいい、という事だろう。それに対する反論が以下。

Geeks didn’t bring down Vista, Microsoft did. Geeks were not the root cause of all the bad stories about Vista, the product was. Geeks may help Microsoft sell Windows 7, but the main selling point will be the product itself.
ギークはVistaをコキ降ろしていない、マイクロソフトがそうしたのだ。ギークはVistaに関するすべての悪い話の根本的原因ではなかった、製品がそうだったのだ。 ギークは、マイクロソフトがWindows7を販売するのを助けるかもしれないが、主なセールスポイントは製品自体にあるべきでしょう。
Bizarre: CNet writer claims that Windows 7 must have geek support or else

端的に言えばVistaがポシャッたのはギークのせいではなく、Vista自体が悪いからだ、という事である。

なるほど双方の話は相反しそうな見え方だが、結果としては同じ事を言っているのだ。

当たり前の事だが、口コミの原則は「その製品・サービスによって」発生するものであって、良ければ「良い口コミ」ダメなら「ネガティブな口コミ」が発生するものである。(そのどちらでもなければ、恐らくは企画や製品そのものが魅力ないのである)

それに付随して「名言だなぁ」と思うエントリを引用させて頂く。

「製品そのものに対するネガティブ評価がネットに書かれる」というリスクは、結局のところ製品の出来が悪ければ自然発生的に起きるし、良ければ起きない*1。クチコミマーケティングを行うから起きるリスク、ではないのである。

つまり、"ネガティブ評価リスク"は、企画そのものではなく製品そのものによって左右されるはずなのだ。
WOMマーケティングを実施したから "ネットに悪評が溢れた" という論理は間違っている

この基本原則はマイクロソフトだろうがアップルだろうが、他の製品・サービスでも同じ事なのである。

さて、同じ事を言っていると私が言っているのは、Vistaの反省として「ギークを巻き込む」のであれば、違うアプローチを取ってはどうだろうか?という事である‥

それはギークコミュニティと「一緒」に新製品を良くしていくのである。ギークの意見は時に極端だろうが、それを言う「意図」を汲んであげれば、かなりいい製品となるはずだ。そうすればギークも「口コミ」を発生させるだろう。

かなり昔っぽい話になるが、Web2.0の定義の中で「永遠のベータ」という項目がある。お客様の声をすばやく反映させ、ちょっとした使い勝手の改良や機能向上をしていく様を指しているのだが、要するにそうした「お客様の声」をいかに取り込んで、製品やサービスを良くしていくのか?が結果として口コミを生み出すわけだ。

会話をしていれば当たり前過ぎて気が付かないのだが、そうした会話では「聴く」という事から始まる。企業はこの「聴く」という事から始めないと‥という話は、また別の機会に書こう。



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