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「Yes, We can」の We が視聴者参加政治を表す


アメリカの第44代大統領に当選した Barack Obama氏。当選確定直後のシカゴの演説を見ました。ニュース報道を待つのではなく、見たい時に見られるという事を実感しました。

同じ事を考えていた人が多かったらしく、YouTubeでは700万回を超える再生回数となり、さらにインターネット史上最大のトラフィックだったとの事です。

More than 78 million people watched election night on U.S. TV networks, according to Nielsen. And still clips of the historic night are proving big hits on YouTube.

ニールセンによると、7800万人以上の人が米国テレビネットワークの選挙報道を見ました。 そして、それでも歴史的な夜のビデオクリップはYouTubeで大当りとなりました。

President-elect Barack Obama's victory speech has been uploaded more than 500 times and viewed more than 7 million times on the web in the last 48 hours, according to web analytics firm Visible Measures.

ウェブ分析が専門のVisible Measures社によると、オバマ氏の勝利演説がウェブ上で、直後の48時間で500回以上アップロードされ、700万回以上見られることになりました。

By comparison, Mr. Obama's "A More Perfect Union" has been uploaded 100 times since May and recieved 7.33 million views.
今年の5月から比較すると、オバマ氏の「A More Perfect Union」は、100回もアップロードされ、733万回再生されています。

Obama Victory Speech Viewed More Than 7M Times on Web

オバマ氏のスローガンである「Yes, We can」が、シカゴの演説の最後の方ではウエーブの様に繰り返されていましたが、1961年1月20日に行われた、ケネディ大統領の大統領就任演説に似ている気がしてなりませんでした。
(参考:アメリカ大統領就任演説)
http://hw001.gate01.com/katokt/inaugral09.htm

それはともかく、今回の選挙ではSNSやブログ・Twitterといったインターネットのサービスを非常にうまく使ったキャンペーンであったと言われています。

つまり、Web2.0のコアメッセージである「参加型メディア」が、その機能本来のユーザに参加させるという形で、その機能性を発揮したという事になります。

Through my.barackobama.com, through Facebook and MySpace and YouTube, and through clever outreach to his supporters, Obama's campaign has truly energized its fans and turned the power of their passion to spreading his messages and gaining the votes he needed. In this country balanced on the knife edge on so many issues, I think it is no exaggeration to say that Barack Obama owes his victory to the effectiveness of his campaign's groundswell Internet strategy.

オバマ氏は、my.barackobama.com・Facebook、MySpace、およびYouTubeを通して、彼の支持者への賢明な奉仕活動を通して、オバマ氏のキャンペーンが、彼のメッセージを広げて、彼が必要とした票を獲得するのに本当に、ファンをエネルギッシュにして、支持者の情熱をパワーを変えました。この国は、とても多くの問題により、ナイフの刃の上でバランスをとっていて、私は、オバマ氏が彼のキャンペーンのGrandswell(大波)インターネット戦略の有効性から彼の勝利を得ていると言うのが、誇張でないと思います。

Barack Obama, will you tap the groundswell?

実際に、オバマ氏はインターネットの各種サービスを通じて、莫大な選挙寄付を得ていて、(それだけではないだろうが)それがさらにインターネットを中心としたキャンペーンに拍車がかかる、という図式になっています。

このキャンペーンのやり方や手法は、一般の商品でも有効な方法が必ず含まれています。それは何でしょう‥

以前のエントリで「ネットを制するものは国を制する」と題したエントリを書いたのですが、早くからこうしたインターネット上におけるキャンペーンの有効性が分析されています。

Establish a benefit early, emphasize it often (早期に便益(利益)を確立させ、それを強調する)

キャンペーン中、アメリカが抱える沢山の問題の個別について投票したわけではありません。「Change」というブランド利益を強調したという事になります。

Call to action, make it easy to act
(行動を呼びかけ、その行動を簡単にする)

不在者投票が簡単に行えるという事で、投票を呼びかける。寄付を呼びかける場合でも、その寄付フォームが簡単であること。

Stay in touch
(連絡を保持し続ける)

ブログやメールといった手段で、情報を伝え続ける事も重要な施策の1つ。

Obamafy Your Next Campaign

次々とソーシャルメディアを使った、ブランドキャンペーンの新施策が打ち出されるものと思いますが、きっとこの手法は「顧客を巻き込む、ファンを活用する、新しいプロモーション手法」として、研究・分析・メソッド化されていくことでしょう。

日本でもようやくブロガーを巻き込んだマーケティングが出つつありますが、未だメジャーになっていません。

そのうち、このブロガーキャンペーンも、割と普通なキャンペーン手法となっていくものと思いますが、その次のステップはソーシャルメディアを道具として使った、ファンが活躍するプロモ手法が出現していくことでしょう。




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