Next Five in Five-次の5年でどれだけ革新できるか
IBMが毎年公開している「Next Five in Five」つまり「次の5年間で我々の生活を変える可能性を持っている5つの要素」が11/25に発表された。
各所で今年の言葉とかキーワード・流行語といった発表が相次ぐが、イノベーション特にWeb関連の人間には重要な査証の1つだろう。
ちなみにこれまでに発表された内容は、以下で日本語でも読める。
さて、今年発表された内容は以下の5項目となっている。
- Energy saving solar technology will be built into asphalt, paint and windows(意訳:省エネルギーのための太陽光発電がアスファルトに入れられ、壁に塗ったり窓にしたりできる)
- You will have a crystal ball for your health(意訳:あなたは健康の水晶玉を持つだろう)
- You will talk to the Web . . . and the Web will talk back(意訳:あなたはウェブに話しかけ、ウェブは声で答えるだろう)
- You will have your own digital shopping assistants(意訳:あなたは自分のショッピングアシスタントを持つだろう)
- Forgetting will become a distant memory(意訳:忘れることは遠い記録になるでしょう)
「太陽光発電」と「水晶玉」は割と接点のない話題なので他の方に譲るとして、ここではあまり触れないことにする。
今年度版をネタにしてちょっと2~3回のエントリを書いてみたい。
初回は「You will talk to the Web . . . and the Web will talk back(意訳:あなたはウェブに話しかけ、ウェブは声で答えるだろう)」について書いてみたい。
これに関してはRead/Write/Webに関連記事がある。これに一番近いイメージとして、先日グーグルが発表した、音声で検索するものがあげられるだろう。
実は私はもっと近いモデルは「GOOG-411」だと思っている。以前に「テクノロジーをちゃんと"the rest of us"に使う」というネタでエントリを書いているが、文字入力による検索が出来ないという圧倒的に多い層をターゲットに出来るので、かなりの反響が期待出来そうな領域のはず。
「30分以内に配達可能なビザ屋」とか「今いる所にタクシーを呼びたい」「お勧めの近所のすし屋から出前を取りたい」といった、その場で何とかしたいという事は沢山あると思います。
以前に韓国を訪れたエントリを書いたが、その時にタクシーに貼ってあった広告には、特定の電話番号に電話をかける(この場合、携帯電話)。すると、各国語対応の翻訳者に繋がり、タクシーに行きたい場所や料金について尋ねられる、というものだった。
これも自動翻訳などの技術でアプローチ出来そうだし、海外サイトでも価値あるものは、日本語に翻訳して「声で答える」と凄い事だろうなぁと妄想してしまう。
さて、この「ウェブに話しかけ、ウェブは答える」に戻ると、純粋に検索分野だけでもかなりのインパクトが予想できます。
この「ウェブに話しかけ、ウェブは答える」に戻ると、純粋に検索分野だけでもかなりのインパクトが予想できます。
例えば鎌倉のとある寺で「この寺の由来を知りたい」なんて話すと、由来や関連知識、さらにはお勧めのお土産(実は広告)といった観光にも使える。そうしてWebから検索可能な情報を編集して、音声で返すことで本当にWebが世界を変えていくような気がします。
自分の母も80歳近くになって、携帯は勿論持ちませんが、知りたい事は沢山あるみたいで、もっぱら読書と新聞・テレビといった感じです。でも、こうした音声で使えるメディアが出るとさらに世界が広がる気がします。イノベーションを使う人間を想像する事もきっと大事でしょう。昔AOLのスティーブケースは「自分の母親でも使える」というコンセプトで端末ソフトを作っていました
【GoogleのiPhoneによる音声検索】
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