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ハイパー・ローカル広告市場−来るであろうモバイル広告の本質


最近、iPhoneをはじめとしてモバイル系の話ばかり書いている。個人的なブログだから何を言おうと勝手だが、自分自身は、2009年以降は完全モバイルシフトした方がいいと思っている。というかモバイル、つまり移動する事前提に色々と考えた方がいいと思っている。

だから「来年こそモバイルの年だ」とか、世界的なトレンドとしてのモバイル関連市場が立ち上がるという話を書いている。(単なる狼少年ではないつもりhappy02) そこで毎度の事だが市場の重要な牽引であるビジネスモデルの1つとして広告市場は見逃せない。
本当はペイドモデル、つまり料金を払ってユーザに使ってもらった方が、提供者側も(結果として)利用者側もいいことだと思うのだが、一方で「有料」という言葉を見た瞬間に客が離れてしまうのも現実なので、ここでは広告も重要と位置づけている。

こうした世界的不況はあらゆる市場を困難な状況に陥れているが、こういう時こそ新しい事が起きるチャンスの時期でもある、という事は歴史的にも示されている事だそうだ。

Why Local? According to The Kelsey Group, more than 80% of American consumers purchase goods within 20 miles of where they live and work, representing a critical market for Madison Avenue. Forrester Research estimates that online-influenced offline sales will accelerate to $1 trillion. Likewise, eMarketer estimates that by 2011, nearly 10% of the $100 billion spent on local advertising will migrate to the Web.

なぜローカル広告なのか?
Kelsey Groupの調査によると、80%以上のアメリカ人の消費者は、住んだり働いたりしている周辺20マイル以内で商品を購入します。フォレスター・リサーチ(調査会社)は、オンラインに影響されたオフラインの売り上げが1兆ドルまで加速すると見積もっています。 同様に、eMarketerは、2011年までには、ローカル広告に費やされる1000億ドルのおよそ10%がウェブにわたると見積もっています。

Build It and They Will Come
One challenge for local sites is the dearth of original content available outside major metropolitan areas. The Internet's solution to that shortage is the same as it has been with other problems of scale: Let the people build it themselves. User-generated content and commentaries are taking off in local markets. Similar to Wikipedia, the Open Directory (which I helped found) and Usenet, truly local content is going to be provided by the people who live there.

建てれば、彼らは来る
ローカル・サイトへの1つの大きな課題は主要な都市エリアの外におけるオリジナルコンテンツの欠乏です。 インターネットによるその解決策は、インターネットがスケール的な問題にあったのと同じです。
人々にそれを自分たちで建てさせてください。ユーザ生成コンテンツと論評はローカル市場で急増しています。ウィキぺディア、オープンディレクトリと同じです。本当のローカルコンテンツはそこに住んでいる人々によって提供されるでしょう。

Hyper-Local Advertising

モバイルの広告で、これほど待ちこがれている新市場機会として、一向にローカル広告が来ないのは、まだモバイルが広告媒体としての真の地域性を持っていないせいだろうか?それともポータルはまだ生き残っても、地域性の高いサイト(メディア)だけではどうなのだろうか?‥

上に引用した内容によると「市場は十分あるが媒体(メディア)がない」という「卵とニワトリ」の話が伺える気がする。

果たしてそうだろうか?ポータルの様に、マルチローカルなメディアでも、見ている人の場所さえ特定されれば、ローカル広告市場は十分可能性ありだろう。

こうした場合、技術論として出るのがGPS機能なのだが、サイトアクセスするのにGPSで…なんてあり得ないだろう。だから市町村単位ぐらいでも携帯基地局情報を交えてアバウトな位置特定さえ出来れば十分だろうな〜と思っている。

今は携帯電話系のWebでは、ドコモのようなキャリアがユーザ識別記号をサイトに引き渡しているが、さらに一歩踏み込んで「アバウトでいい位置情報」がぜひとも欲しい。

するとローカル広告ビジネスが少しづつ立ち上がり、それについてローカル広告ビジネスを基盤とするメディアビジネスが出て来るという、いい循環が期待出来る。

AndroidやiPhoneが、まずは先鞭を付けたら、スマートフォン以外の展開が後から付いてくるのだろうか?



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