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iPhoneアプリの価格下落 - 単なる不況の影響であればいいけど


businessinsider.comより


Silicon Alley Insiderによると、ここ数ヶ月でiPhone App Storeのアプリ群の価格が下落傾向らしい。

ネタ元:iPhone App Prices Tanking(iPhoneのアプリ価格がダメだ‥)

記事によると、クリスマスのあたりにトップ100にあった、9.99ドルのアプリケーションが全くなく、EAのシムシティーや、Ngmocoのロランド、GameloftのフェラーリGT、スパルタの英雄、ぐらいしか残っておらず、さらに、1月25日には、9.99ドルには 2つのアプリケーションしかなくなったそうです。(シムシティーは根強い人気がある様です)

Apple (AAPL) is famous for keeping its gadget pricing steady. But the iPhone app store is a much different market: App developers have cut prices significantly in the last few months. And the market for $10 premium apps seems to have evaporated.

Appleは装置の価格設定を安定させることで有名です。 しかし、iPhone App Storeは全然違った市場です。アプリ開発者はこの数か月にかなりの値下げをしました。そして、10ドルのプレミアムアプリケーションの市場は霧散したように見えます。

The top 100 paid apps in the iPhone app store have dropped 19% in average price over the last two months, according to AppShopper sales charts we analyzed. Today, the average top-100 app sells for $2.55. A month ago, it was $2.78. Two months ago, it was $3.15. (The 50 most popular apps have dropped in price even faster: The average top-50 app now sells for $2.39, down 34% from $3.63 two months ago.)

AppShopperのセールスチャートを私達が分析したところによると、ここ2カ月 iPhone App Storeのセールストップ100のアプリケーションは、平均価格で19%低下しています。本日、平均したトップ100アプリは2.55ドルで売られています。1カ月前には2.78ドルで、2カ月前には3.15ドルでした。 (最も人気がある50のアプリケーションが価格をさらに下がっています: 平均したトップ50アプリは現在2.39ドルで売られています。それは2カ月前の3.63ドルから34%下がっています。)

<中略>

What does this mean for Apple? Not much. The company is running the App Store as a break-even service, so fluctuations in app pricing shouldn't affect Apple. All that matters is that iPhone and iPod touch sales stay strong. If that changes, then Apple has problems.

これはAppleに対して何を意味するのでしょうか? 原因はそれほど多くありません。会社(Apple社)が損益なしなサービスとしてApp Storeを運営しているので、アプリ価格設定における変動はAppleに影響しないでしょう。重要な事のすべては iPhone そして iPod Touchの販売は依然好調に推移しています。もし、それ(iPhone/iPod Touchの売上)が変化するなら、Appleに問題がある事になります。

iPhone App Prices Tanking(iPhoneのアプリ価格がダメだ‥)

この記事では現象のみを報じていて、本体(iPhoneやiPod Touch)の販売には翳りはないので、本質的な問題ではない。と記しています。

しかし、この記事を読んでいる人は分かると思いますが、短期的にはAppleにとって本質的問題にならなくても、アプリ開発者(開発社)は短期的影響が、Apple本体にとっても長期的影響が出るのは明らかです。

原因を「100年に1度の大不況」とすると簡単なのですが、それだけでしょうか‥‥

短期的には「グローバルの舞台で(インフラを持たない)個人でもアプリを販売できる」という画期的スキームに、ちょっと影が差していると見えること。

本質的にはこの魅力が消える程のインパクトではないと思いますが、ものすごい儲かるイメージ「だけ」はなくなるのかも知れません。

長期的影響という意味では、例えば、Google(T-Mobile)のアプリケーション販売スキームもスタートしました。
何よりも携帯での世界的巨人であるNOKIAも5月にApp Storeのモデルがスタートします。
iPhoneで一番乗りしたアプリ開発者は、売上もそうですが人気の獲得においても、スタートが一番大事だと感じているとすれば、GoogleやNOKIAに注目してもおかしくありません。

これがAppleにとって「長期的影響」と言えるのではないか?と思う部分です。考えすぎでしょうか。

まぁ、個人的には、アプリ価格下落は、不況の影響もあって「ちょっとしたアプリ、特にゲームは買い控えしよう」というだけという気がします。




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