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沢山のパーソナルメディアが必要な時代


以前のエントリ「」でも書いたのですが、マスメディアによる犯罪報道について、必ずしも中立性が保たれているか疑問という話です。

ネタ元:不起訴を報じなかった報道機関

さらにネタ元:自らの権力性を棚に上げて「言論への介入」と騒ぐ琉球朝日放送と琉球放送の愚劣

犯罪の疑義により逮捕された段階で、マスメディアによる報道が行われた。しかも実名報道だったらしい。それは報道された側からすれば、犯人扱いされた事になるのだが、今回のこの件は「不起訴(起訴猶予)」だったとの事なので、結果的に犯罪ではなかった事になる。


その際の「実名報道が正しいのか?」が今回の焦点。逆に報道された人が、報道したマスメディア側を提訴したものの敗訴になったあたりが「意味不明」だと思うのですが、いずれにしてもこの記事を読むと痛切に思う事があります。

痴漢の冤罪事件も多い最中、我々がいつ「犯罪の疑義」がかけられ、「マスメディアによる実名報道が行われ」、「結果としてマスメディアにより社会的に抹殺」されるか分からないのです。用意しておいた方がいいですよ、と思う事があります‥‥


以前のエントリ「パーソナルメディアと社会」で書いたのですが、堀江さん(前ライブドア社長)が個人のブログについて、「自分や、周りの人間の人権が守れる程度の発言力のあるメディアを持つことは必須だと思います。経済原理に基づき動いているメディアにたいしては常に牽制を効かせることは大事だと思います。」という部分が非常に印象的です。

また、「沢山のネット・メディアが必要な時代」にも書いたようなヒステリック・マスメディアへの牽制も必要でしょう。

私のこのブログがそんな位置付けなわけではないですが、個人が発信して受け取られべき人にきちんと届かせる。とても面倒な事かも知れませんが、これが大事な気がします。

沢山のネットワーカーが、最後まで自分のメディアをきちんと持ち続け、マスメディアによらない自身の考えを展開するといった、多様な視点を常に提供し続ける。でないと‥

この問題は大きく言うと、日本の司法+マスコミ全体の問題で、個別の報道機関が対処できるようなものではないかもしれません。ただ、大々的に報道したものに関して「無罪」や「起訴猶予」の報道を省略することの権力性に自覚的になることくらいはできるはずです。そういう自覚さえない、「思考停止状態」のマスコミの存在は、個別の犯罪者以上に、日本の将来を脅かすものになる気がしてなりません。
自らの権力性を棚に上げて「言論への介入」と騒ぐ琉球朝日放送と琉球放送の愚劣

こうした形で、意見や考えの多様性を否定される危険性への対抗手段を自ら放棄してしまう気がします。



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アット・ニフティストア

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