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「顧客の選別」というプロモーション


PROMOより


以前のエントリ「ご利用をお断りします」で、「ハイ・メンテナンスな顧客」の利用を企業が断るケースを書いた。

この不況で企業の存続のために、従業員の整理もいとわない企業が出始める中、ハイリスクな顧客に対する整理を行う企業が出始めたようだ。






【情報源】


クレジットカード会社American Expressは、あまり購買活動のない顧客に、300ドルのギフトカードを提供し、必要ならそれを使って残金を支払い、そのカードアカウントを閉じてもらうプロモーションを開始した。

AmEx、お金を払って顧客にクレジットカードアカウントを閉めてもらう

こうした金融、特に米国のカード業界では、限度を超えた利用をする人がいて、この不況で一気にその状況が悪化した人が相当な量 発生していると聞く。そのために企業側もこうした対応をせざるを得ないのだろう。

こうした「anti-promotion」、日本語では「逆宣伝」とでも言うのだろうか?は、場合によっては文字通り企業イメージを損ない、顧客離れを引き起こし、結果として企業の首を絞める事になる。

ただし、これが高いブランドロイヤリティによって支えられている企業だと、話は違うのではないだろうか………

高いブランドロイヤリティによって支えられている企業だと、逆の利用方法があるのでは?というのはつまり……

仮にそうした逆宣伝ととらえられる様な事を発表だけして、実際に行わなかったとしても、(残ったと思っている)顧客は「この会社は危ないな」と考えるよりも、「私は選別された顧客だ」と思う人も多いのではないか?

ここが 「逆宣伝」を利用した宣伝という話である。

今回のAmexの状況は元記事によると、72%もの売上げ減となっているので、ブランド戦略というよりも、本当に背に腹は代えられない状況だったと想像する。

The company reported in January that Q4 profits declined 72% to $238 million on higher default rates by consumers.

企業(Amex)発表によると、支払い不可顧客の増加により、2008年度第4四半期の利益が72%減少し2億3800万ドルとなったと発表した。

American Express Will Pay Customers to Leave

こう考えると、この不況も個々の企業や個人の事情をよ〜く考えると、逆境を活用する方法もあるのだと(勝手に)気がついた。値引きやリストラだけが、この不況に対する対応方法ではないのだ。



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アット・ニフティストア

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