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新たなビジネスモデルが求められている


これだけ世間の不況のインパクトが強いと、当然の事ながら、既存ビジネスだけでなくその拡大が求められる。

さらに、日本国内の市場を元にしている様々な産業は、人口構造の変化もあって将来戦略を再構築しないと、市場自体のシュリンクに対応できなくなる。つまり、自然淘汰されてしまう事になる。

BeeTVのビジネスモデルは「月額315円で、地上波テレビ放送で見られないオリジナル番組を、いつでも携帯で見られる」というものである。

通常の地上波放送は広告を収入源とした無料放送であるのに対し、BeeTVはユーザーへの課金を収入源とするCATVと同じ有料放送なのである。実はこの点に先見の明があると評価できるのではないだろうか。

携帯専用テレビ局「BeeTV」は儲かるネットメディアになれるか

個人的な意見だが、米国で先行している、TV番組をそのままインターネットで配信して広告で何とかする。というモデルは少なくとも日本では成功していないし、今後もしないだろう。

BeeTVのモデルはそういう意味では「広告をアテにしていない」点でのみ、割り切った新しさを感じるが、コンテンツにお金を払う、特に携帯でちょっと300円払ってしまうレベル以上のものは、コンテンツの力そのものだろうから、どうか頑張って欲しいと思う。

昔、TVが出始めた頃には、コンテンツは「映画」しかなかった。だが、(当然だが)映画側は協力しないので、TV側がセッセと番組を作って、広告というビジネスモデルを構築していった。という。

ネットはマスでないメディアだと言われている事から、パーソナルなコンテンツを有償で提供する地盤を構築していっているのだろう。

つまり、言いたいのは「TVや映画という既存の資産によらない、インターネットコンテンツビジネスを立ち上げて欲しい」という事である。

だが、ちょっと思い出すと、この話の源流となる「ライブドア vs フジテレビ」や「TBS vs 楽天」という日本中を騒がせた話題があった。それは「TVや映画という既存の資産によらない、インターネットコンテンツビジネスを立ち上げるべき」という事を明確に示した教訓だったと言えるのではないか?

TBSがまず最初にやるべきことは新たなビジネスモデルの確立であり、それを踏まえてネット企業とどう向き合うのかが決められるのだと思います。

それは逆に言えば、楽天の側からすれば、放送局がビジネスモデルをどういった方向に進化させるべきであり、それに楽天がどう貢献できるのかを放送局にきちんと明示することだったのではないでしょうか。

楽天・TBS攻防戦の終結が示す真の教訓とネット広告モデルの壁

はからずも違う媒体で同じ著者の記事を引用してしまったが、ここでも焦点は1つ。

楽天やライブドアは「TVや映画という既存の資産によらない、インターネットコンテンツビジネスを立ち上げる」という事に気づく機会だったと整理すべきだろう。

フジテレビやTBSは「次世代のTV産業はインターネットをどう活用するのか」を考えないといけない機会だったのだろう。

いずれにしても、TVも広告収入が減っていたり、TVコンテンツをネットに流しても商売にならない、という現実から、新しいコンテンツに対するビジネスモデルが求められている気がしてならない。

また、この求められている状況をチャンスとして生かす、次世代のリーダが出てくる前触れかも知れない。



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アット・ニフティストア

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