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iPhoneをプロユースで使う − 生産性向上のキーファクター


ビジネスにスマートフォンを活用! などと言われ続けているが、実際にスマートフォンで生産性を向上させたり、作業効率を向上させたり、時間短縮になって良かったといった話はあまり聞かない。

強いて言えば、ソフトバンクCEOの孫社長が具体的な形で述べているが、残念ながら宣伝にしか見えない。

「平均的なビジネスパーソンにとって、デスクと会議室のちょっとした移動なども含めた『移動時間』がはオフィスアワーの約30%に上るという調査結果がある。年俸500万円の社員で計算すると約150万円分の無駄。セキュアで、いつでも持ち歩けるiPhoneを使ってこの時間も仕事できれば、端末や通信コストもあっという間に回収できる」(孫氏)。
ソフトバンク孫社長「iPhoneを生産性向上のための武器に」

なぜ、残念ながらと言ったかと言うと、こうした「生産性向上」「効率アップ」「ワークライフバランス」といった、分かりやすいメリットを説いて行かないと、いつまで経ってもスマートフォンやiPhoneといったカテゴリがテクノロジ好きな人のガジェットの域から抜け出せないからだ。

実際にこれを会社員が使う生産性という事もあるだろうが、最も強力な支援が出来るのは、フリーランスの人ではないだろうか?という事で以下に面白い記事を紹介する。

I've learned that working solo is 1 part thrilling, 90 parts horrifying and 9 parts educational. Also, I've found the best setup for my iPhone to help me through my self-employed day. Here I'll describe the apps, settings and hardware that I've found most useful. Feel free to share your own.

一人で働く(=独立)ということは、1パーセントがスリルで、90パーセントはハラハラ、残り9パーセントが教育的であるという事が分かりました。そして、私のiPhoneが自営の日々を支えるベストな設定を見つけました。ここに私のアプリやセッティングはハードウエアを記すので、気軽に参考にして下さい。

The Freelancer's iPhone: Productivity solutions for independent professionals
【意訳】フリーランスのiPhone:独立したプロのための生産性の高い機能環境

詳細項目は元記事を見てもらうとして、いくつか項目だけ挙げてみる。


  • クライアントの獲得・維持


    • メールクライアント(Mailchimp)

    • Twitterクライアント(Twitterrific 2)

    • 他、TypePadなどのブログ投稿ツール


  • プロジェクトマネージメント


    • プロジェクト管理ツール(Daylite)


  • 時間管理と支払い管理

元々、米国のビジネスマンはPC等を使った生産性の向上は非常に熱心であるし、環境的にも使う事が当たり前という前提があるのも事実である。

売上げ管理をエクセルに入れて、プリントアウトして報告。なんて事は絶対にあり得なくて、何らかの汎用的な管理ソフト(Salesforceなど)によって管理されているのである。

そうして前提を割り引いても、日本でもPCを使ってビジネスを進める事が前提となっている世代が中心となっている事や、携帯電話の操作習熟度が上がっている事を考えても、今後の中心となるのは(スマートフォンを含めた)在席や移動を問わず情報管理出来る基盤を使いこなす事にあるだろう。

特に今後どういう分野が(移動や在席といった)ワーキングシーンを問わず必要とされるのだろうか?

メールやブラウザといった汎用ツールは除いて、勝手な憶測だが、以下の2点は今後企業競争力を左右する事になるかも知れないと思っている。

顧客リレーションシップ管理
営業職などのように外部の人と会う機会の多い人や、そういった人をマネージメントする人は、いつでも自分の顧客に関するデータベースを参照したり、更新したりといった事が必要だろう。

今後、ワーキングシーンの多くがコラボレーション、しかも企業という壁を越えて行動する事が求められる時に、必要とされるソリューションを持っている人リストを瞬時に用意出来るか否かはスピードを決める。

プロジェクト管理
複数の人が1つの目的のために動けば、それはプロジェクトであるはず。また、一人の人間はそうしたプロジェクトを何本も持って同時進行で進めているに違いない。
そうしたプロジェクトに関わる人達が情報だけでなく、予定や実績といった動きに関する基本情報と、実績から出てくる様々な情報を共有しないと、バラバラに動いてしまい、成果が望めなくなってしまう。

今後の企業競争力の源泉の1つになりえるので、こうした領域の環境を用意し、それらを積極的に利用し、成功事例を広めていく必要があるだろう。そうして日本も生産性向上・ワークライフバランスといった良いスパイラルに入ると嬉しいなぁと思う。



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