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Chrome OS − MSへのインパクトよりも、大きなモデル変革の方が大事


Microsoft and Chrome's impact


つい先日、グーグルがネットブック用のOSを来年出す、と発表した。どうもリーク記事か?と思いきやそんな事ではなく、ある程度ちゃんとした発表だったらしい。

色々な憶測やメディア報道が続くが、なかでもVentureBeatの[1][2]といった記事から見えるのは、全く別の意味だった。

端的に言えば、マイクロソフトが新型Offceソフトを発表するが、その前に発表して話題をさらってしまおう!という魂胆だという事だ。

マイクロソフトが新型のOfficeソフトの発表を控えているらしい、のは本当かどうか不明だが、Google Appsなどと競合する、というかOfficeソフトに対して、GoogleがGoogle Appsをぶつけているのだが、それが熾烈化する事が容易に想像出来る。

Googleはあくまでインストールソフトでなく、クラウド・ソフトウエアで勝負しよう、という姿勢なのに対して、Microsoftはこれまでインストールベースのソフトである。そのMicrosoftがクラウド型のOfficeソフト(とうわさされる)で、Googleを潰しにかかるという図式だ。

ここで報道内容がMicrosoftとGoogleのOS戦争と、表面的な部分で捕らえられてしまってはいけない。端的に言えば、高速な回線速度があれば、パソコンにハードディスクはおろか、高性能CPUでさえいらないという未来像に向けた、本格戦争の始まりだという事だ。

これは、明らかにビジネススタイルやモデルの変換が行われる。という事を指している。

パソコンの基本的な形は、勿論メーカーが主導している形は変わらないだろうが、こうした大きなモデル変化がジワジワと浸透するにつれ、ソフトメーカーがCD-ROM/DVDでソフトを販売するモデルでなくなる事になる。

気がつかないうちに、ソフトメーカーが干されてしまう前に、先んじてモデル変化をしておかないといけない。つまり、インストールソフトにはあるだろうが、クラウド型のソフトには、まだ技術の積み上げがない状態だろうから、決定的な遅れが起きる可能性がある。

急かすつもりはないが、単なる企業間競争とだけ捕らえているのではなく、ここまで明確なモデル変化が既に起きていると認識すべきだろう。



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アット・ニフティストア

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