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しなきゃいけない仕事よりも、すべき仕事をする−グーグルに勝つ方法


Car2.0
いきなり堅いタイトルから入ってしまったが、偶然「日経アソシエ」という雑誌を手に取り、グーグル特集という事だったので、目に付いたついでに買ってみた。

実はあまり雑誌は買わない方なのだが、いちおうは同業という事で読んでみようという気になったわけだ。

もう売り切れかも知れないので、オンラインで断片を見るしかないかも知れないが、事の本質として「彼我の差はとてつもなく大きい」という気がしたので、ブログに書かないわけにはいかなかった。(ちょっと大袈裟か?)

「何をしたい?」仕事はそこから始まる  ソフトウェアエンジニアの南野朋之さんは、大学院時代の2005年夏、米グーグル本社でインターンシップを経験した。その際、最初に投げかけられた言葉に衝撃を受けた。

「あなたは何をしたいですか?」

 片言の英語で興味のあるテーマをいくつか挙げると、そのうちの一つ、グーグルマップのチームに加わることになった。

なぜ、何を、グーグルから学ぶのか

何をしたいですか?から始まる仕事を出来るというのは、いくらグーグルでもタイミングや実力ということが当然のこととしてあるだろうが、それはともかくとして、本質的に当人が「やるべきと思っている仕事」をするという事に本質がある。

我々の仕事の多くは(理由はともかくとして)「やらないといけない仕事」をしている時間が多い。つまり、ここに本質的な大きな彼我の差があると感じたわけである。

「一体それが何?」

と思うだろうと私も思うのだが、考えてみればここにモチベーションの差が決定的に開く事になるのではないか?と思うわけである。

思い出した様に引用するが、時々感動的に見させてもらっている「TED」に「やる気に関する驚きの科学」という話がある。

科学が解明したこととビジネスで行われていることの間には食い違いがあります。科学が解明したのは、(1) 20世紀的な報酬、ビジネスで当然のものだとみんなが思っている動機付けは、機能はするが驚くほど狭い範囲の状況にしか合いません。 (2) If Then式の報酬は、時にクリエイティビティを損なってしまいます。 (3) 高いパフォーマンスの秘訣は報酬と罰ではなく、見えない内的な意欲にあります。自分自身のためにやるという意欲、それが重要なことだからやるという意欲。

やる気に関する驚きの科学 (TED Talks)

ここまで読めばお分かりの事だと思う。つまり「根性論」と同質に見える「やらないといけない仕事」でギャラや評価が高くとも、決して効率やパフォーマンスは高くないという事だ。そして、「やらねばならぬと(自分が深く)思う仕事」は効率やパフォーマンスが非常に高いという事だ。

グーグルの強さは色々な原因・要素があるものと思う。だが、例えば「グーグルに負けるな!」などという「やらないといけない仕事」にしてしまうと、途端にパフォーマンスが落ちて、結果として追いつくどころではないという事になる。(いわゆる自滅パターンである)

個人的な持論として「勝負の原因は全てにおいて自分にある」と思っているのだが、そうした典型パターンとなる。

よくよく考えると、日本人はよくこのパターンに当てはまるので、今後自分なりに考えていきたいと思う。よく日本人が陥るなどと言っているが……


様々な失敗の原因追及、いわゆるPDCAでいう"C"部分に着目し、なぜ失敗したのかを知る事は古今東西必勝法の1つであることに異論はないと思う。

多少の偏りは覚悟で、たまたま読んだ「日本はなぜ敗れるのか」でも、同質の原因が語られている。この本は第二次世界大戦(太平洋戦争)の日本軍を技術者が見て、その本質を分析した記録を元に、書かれている。

ここでは、例えば「精兵主義の日本に精兵はもういなかったが、その後の作戦は精兵にしか出来なかったものばかり」といった項目がある。

精兵とそうでない兵との違いは(自分は)分かっていないが、技術や経験といったものが決定的要因である事は想像出来る。それ以上に「やらねばならぬと(自分が深く)思う仕事」であったか否かが大きな差となったことだろう。

招集されて短期間訓練されただけの兵が「やらねばならぬと(自分が深く)思う」わけがない。科学的自明な事なのである。

ちょっと回りくどい話になってしまったが、もうそろそろ科学的に自明なことを根本原理として進めないといけない…という話ということで、まとめさせてもらおうと思います。



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