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Web2.0の次にくるもの−グーグルではないネットワークの世界



ウェブの世界というかインターネットの世界では、次に来るものを予想している間に、その「次」がやってきている、という不思議な世界である。

例えば、「次に流行るファッションは、茶系のブーツで…」と言えば、茶のブーツはあるが、その後競って買い求めるものだろう。

ところが、ウェブの世界は、今流行しているものを見て、「こういう時代なのだ」と語る事が多い。オライリー氏が2003年だったかにWeb2.0という言葉を打ち出して、本当にこの言葉は流行った。

また、実際にブログを始めとするサービスにより、爆発的にインターネット上のコンテンツが増加し、様々なビジネスが生まれ/変わっていった。

さて、そうしたウェブの世界では、もうグーグルの次に来る時代を読んでいる。

今日(米国時間10/22)サンフランシスコで行われたWeb 2.0 Summitで、明日のWebを支配するのはFacebookとTwitterとAppleとeBayであり、Googleではないというお話をした。
Parkerは、今がインターネットの第一フェーズから第二フェーズへの移行期だと見ており、第一フェーズはYahooやGoogleのような”情報サービス”が支配したという。しかし彼の考えでは、第二フェーズを支配するのは、FacebookやTwitterに代表される”ネットワークサービス”だ。
Googleは今後もずっと巨大かつ有用であり続けるが、それほど優勢ではなくなる。データを集めることは、人びとを結びつけることに比べて価値が低いからだ。
明日のWebを支配するのはTwitterとFacebookだ, Googleではないという説

元のプレゼン資料も見たが、これまたとても面白いというかシンプル過ぎて、何でこういう事を言っているのか分からないぐらいだ。

中でも誰でも知っているかと思う「メトカーフの法則」などは、SNSが出始めの頃にしきりに使われた法則だった。

だが、企業という観点で言うと、少々事情は面白くなってくる………

 国領氏は「短期的に利益を最大化するためには、(資産を1社で)囲いこんで徹底的に利用して、コントロールしたほうがいい。しかし、長期的な利益を作っていこうとすると、むしろ他者と相互依存性を作っていきながら、エコシステム(生態系)を自分の回りに作っていったほうがいい」と分析。その上で、現在求められているのは後者だと話す。

お金で買えないものが価値を持つ時代に必要なこと--新しい「成功」の定義を考える

つまり、長期的で企業経営的な視点で言うと、ネットワークやエコシステムをきちんと描ききれた会社や人は、やはり長期スパンで成功していく。つまりネットワークの価値が階乗で増加していき、短期的な利益を上回るという事である。

ウェブの世界で次のネットワーク型サービスが流行るというだけでなく、企業や人も「ネットワーク型」になっていって、その価値を階乗的に増やしていくものが最終的なゴールにたどり着きやすい、という時代なのかも知れない。



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アット・ニフティストア

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