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Googleの全貌 − Googlerの考え方やコンセプトがよく分かる



2010年になり、お正月の間に読んだ本の紹介から書いてみたい。

昨年から引き続いているWeb Squaredはまた再開するが、ちょっとの間は、それらに関連する事を書いてみたい。

Googleを外部からだけでなく内部からも掘り下げた本

Googleに関しては、様々な記事や報道がされているので、改めて本にまでする内容もないのではないか?などと思っていたが、書店でちょっと手に取ってみると、各種のインタビューからなる章もあり、興味をそそられた。

最初の方にあるマリッサ・メイヤーVPに対する検索のインタビューなど、これまで日経コンピュータ誌上や、オンラインにて読んだかも知れないと思わせるものが前半の導入部にあるので、ちょっとハズレを疑った。

断片的に日経コンピュータ誌やオンラインで語られたものの総集編という面が大きいので、その意味での新鮮さは多少薄れる。だが、断片的に見てきたものを「通し」で読んでみると、意外と筋の通った話が見えてくるから不思議だ。

21世紀型のコンピューティングとは?

私も共感していた部分のみをネタバレっぽく書いてみると、Google Chorome OSと呼ばれるWebを中心に考えているOSだが、これまでの「ネットにつながったPC」という概念ではMac OSやWindowsといった、単体でフル機能が必要となるだろう。

だが、クラウドでの機能や性能向上、さらには(日本では特にそうだが)ブロードバンドによる回線帯域の増大によって、大抵の家庭にあるPCは「フル機能は必要ない」。さらに言えば、ネットの向こう側にあるクラウドと一体化してこそ、21世紀のPCたり得るのではないだろうか?

その答えの1つがChorome OSという事だったり、Androidだったりという事で、非常に分かりやすい図式なのである。特にAndroidのインテントという概念というか実装は、そうしたクラウドの資源を背景とした21世紀コンピューティングの姿をすごく感じる。

もう1つ私もインターネットに関わる企業のそれなりに会社の事を考える立場から見ると、第五章にある「グーグル気質」と題した部分が非常に気にかかった。………

この第五章では、グーグラーと呼ばれるGoogle社員の4つの特徴的な気質を記しています。そのうち私が非常に「そうあるべきを貫き通している」と痛感したのは、以下の気質です。

顧客や利用者の望む機能開発や製品提供に集中できる、そうした延長線上に世界を変えていきたいという理想と着実な前進を感じられる

これは1企業にいる身としても重要な事だと思った事で、ともするとフォーカス/集中しなければならない事とは別に視点が行ってしまう事があります。それは収益性だったり、コストだったりといった事です。

そして最後に、ウェブに良いことはGoogleにも良いことという捉え方。自身も少し伺えます。

* * *

ところで、Googleの技術やその背景となる技術的な要素・考え方は、左にある「グーグルを支える技術」が私は最も良く書かれていると思っています。



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アット・ニフティストア

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