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日本の消費性向の変化 - 知らぬ間にグローバル化


Japanamerica: The year Japan jumps the shark? by 3:AM Magazine

マッキンゼー(McKinsey)社による定期レポートに「日本の消費者の変化」と題したレポートが掲載された。

マッキンゼー(McKinsey)社をご存知ない方はいないと思うが、外圧に弱い日本人を狙って、シー・シェパードよろしく経済圧力をかける団体などでは決してなく、立派なシンクタンク/コンサルタント機関で、全世界にそのネットワークがある。

さて、肝心のレポートだが、主たる読者は「欧米」(ヨーロッパ及び米国)の、グローバル展開している企業のマーケッター向けに書かれたものだと思われる。

つまり、「日本の消費者が変わってきているみたいですよ~!」と、マッキンゼー(McKinsey)に言ってもらっている様なものである。

内容は、バブル崩壊から20年以上、景気低迷の状態が続き、日本の消費性向が変わってきており、ヨーロッパや米国の消費者と似てきているので、コストコを初めとした「価格勝負」のグローバル企業の展開もやりやすくなって来ている、というものである。

これまでは「安からろう悪かろう」という言葉にあるように、安いものは(何かしら)悪い、というイメージが根強かった。しかし、昨今の動向は、以下に上げた内容を見ても、値段と質はこれまで以上に比例度合いが悪いわけではなくなった。

・ファストファッションの隆盛

・最近のドラッグストアの品揃え

・マクドナルドのひとり勝ち

さらに消費性向のデジタル化、つまり「外出せず(巣篭もり)」、「オンライン」でコンテンツ消費だけでなく、オンラインショップの活用もかなり伸びてきている、というトレンドもある。環境的にはブロードバンドの普及率や携帯電話、特にiモードに代表されるモバイルWebの普及度など、世界有数のネット大国が、ようやく動き始めたという事である。

こうした全体基調が、欧米マーケッター視点で、日本人がヨーロッパや米国の消費者と似てきているという観点につながったと思われる。

こうなってくると、欧米の巨人がドンドンとやってくるので、迎え撃たないと‥という視点もあるだろうが、例えば失業率を始めとして景気低迷に悩むヨーロッパから学ぶものも多いのではないだろうか?

特に観点として日本が打ち出すべきものは‥‥

京都会議に代表されるような、エコロジー・イメージをより拡大する市場で、質素とかでなく「ちょっとした贅沢感」を持つものがあるのではないか?と勝手に思っている。

マッキンゼーのレポートでも、日本人消費者はグリーン商品やグリーンサービス関連の代金は、強い関心と支払い意欲があるとしている。

そうした市場の中でも顧客像を明快に描けた事業は、ヨーロッパ発のブランドに弱い日本人の心理を巧に突いて、ほどほどの価格で展開出来る気がした。

話をエコから日本人消費者の欧米化に戻ると、西友の動向や楽天とAmazonの動き、ヨーロッパでコスト以外の競争力を持つ商品やビジネスといった観点での市場開拓が世界で2番目の市場のキーになりそうな気がした。



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