« モバイルアプリ市場は最初からグローバル市場と考えないといけないが | トップページ | 新iPhoneで6月7日に分かること - 新しいスマートフォンへのアプローチ考察 »

ロケーション・サービスの鍵とは - 日本での可能性について


Location-Based Ads a Goldmine, Says Survey - 50% of Users Take Action
個人的には2010年こそロケーションサービスの開花する年であると思っている。以前からその様に書いている。

その市場規模は2013年には3,500億円とも言われていて、この金額算定に対するフォローとなる記事があった。

Location-Based Ads a Goldmine, Says Survey - 50% of Users Take Action」によると、位置情報に基づいた広告は、非常に高い関心と効率を生む、とある。

その母数となる位置情報に関連したサービスや(携帯)アプリの利用は10%にもなり、その位置と連動した広告という意味ではクーポン連動などで関心を引いている、と書かれている。

意外と使われているというのが正直な感想だろう。

そうした市場を狙って、米国のベンチャーを中心に様々な企業がロケーションアプリを提供していて、現在開催中のWeb2.0 Expoのセッションでは「The one thing a killer location-based service needs to be: Fun:(意訳)キラーとなるロケーションベースのサービスのたった1つ必要な事、それは楽しいこと」と、ある意味で大原則が議論というか確認されている。

つまり、技術というよりも面白さ、そしてそれらが十分な資金と十分な努力によってなし得るはずというのが(記事による)結論とされています。ちょっとクダラナイぐらいがいいのかも、とも言っています。

そうした「可能性は大きいのだが、未だ混沌とした状況」に対して、巨人が乗り込もうとしています。

Facebook Adding Location Features This Month:(意訳)Facebookは今月にもロケーション機能を追加しようとしている」によると、Facebookが特定の場所でcheck inする機能を提供する予定で、現時点の提供ベンチャーが危機にあると、記しています。

これはFacebookの非常に多いユーザ数に期待をする企業が、場所に対するブランド効果を上げる、つまり、その位置に対する広告やインセンティブ提供により、場所と企業を結びつけようというもの。

先に書いた様に、この市場というか領域は、まだ混沌とした状況なのだが、強大なユーザ数を背景としたFacebookが乗り込むとすると、ソーシャルアプリの時の様に、プラットフォーム戦略を展開し、その上で広告事業が花開くという企みが見える。

さて、ここで振り返って日本ではどうなのか?を考えてみると‥‥‥

2007年に発表された、Facebookのソーシャルアプリ・プラットフォーム戦略は完全なる成功となりました。今ではそれを真似て(それとはちょっと違う技術標準で)mixiやモバゲー・グリーといった、日本でほぼ独占的に展開しているソーシャルネットワーキングサービス(ゲーム会社にも見えますが)企業が採用して、これも成功しつつあります。

そうしたタイムラグを考えると、2010年にFacebookが発表したロケーションベースの機能が、日本で花ひらくのは、冒頭に書いた様に2013年なのかも知れません。

そしてそれはFacebookがPC中心→スマートフォンという機器の進化に合わせた発展だとすると、日本で現在成功している機器はケータイ経由のアクセスです。これがケータイから何に進化する事になるのか?それともケータイのままでロケーションに行くのか?

そこは読めませんが、個人的にはロケーションサービスという面では、ケータイのままなのかも知れません。ただし、どこがどう「楽しい」のかは、これから考えないといけない段階ですので、まだまだチャンスはあります。(きっと)



ブックマークに追加する



 iTunes Store(Japan)

« モバイルアプリ市場は最初からグローバル市場と考えないといけないが | トップページ | 新iPhoneで6月7日に分かること - 新しいスマートフォンへのアプローチ考察 »

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/38989/48294066

この記事へのトラックバック一覧です: ロケーション・サービスの鍵とは - 日本での可能性について:

« モバイルアプリ市場は最初からグローバル市場と考えないといけないが | トップページ | 新iPhoneで6月7日に分かること - 新しいスマートフォンへのアプローチ考察 »