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音楽シーンの大きな変化の予兆 - GoogleとApple


Streaming iTunes Suffering From Licensing Woes?
一部に『Google Music(仮称)』という、Appleとガチンコのサービスではないか?とウワサされるサービスの話が出ている。

最近はAppleとGoogleどちらもかなり競合の度合いを増してきており、Android(アンドロイド)でiPhoneへのチャレンジだけでなく、Appleの(今や)本丸でもある『音楽配信ビジネス』でも熾烈なバトルを仕掛けるつもりなのだろうか?

そんな中、iTunes独占(状態)の音楽配信シーンにおいて、意外な落とし穴として報道されているのが、ライセンスである。

背景として、Appleは音楽ストリーミング配信会社「LaLa」を買収した。これで音楽ストリーミング配信ビジネス(への切り替えも含めて)及び「YouTube対抗」にも磐石だと思われていたが‥‥

That is not to say that Apple has not been hard at work on the idea. What few people do not know is that LaLa’s streaming deals with record labels had a very important clause: if the company was purchased, their licences did not transfer to the purchaser. When Apple did pick up LaLa they had to restart talks with the music industry lawyers that we all know and love.
【意訳】 あまり知られていない事だが、Appleのこのアイデアはあまりうまく行ってない。どれくらいの人が知っているか分からないが、LaLa社の持つレコードレーベルとの重要なライセンスの一節がある。会社が買収された場合、買収者へライセンスは移管されない、というものだ。つまりAppleは、愛すべき音楽産業の弁護士たちと交渉を再開しなければならなくなった。
Streaming iTunes Suffering From Licensing Woes?

かなりのトップクラスのレコードレーベルと話を付けているというウワサもある様だが、音楽配信ビジネスにおいて『iTunesの存在感』は非常に大きく、レコードレーベル側もなんとかならないか‥と思っている事もあるだろう。

それと『Google Music』がどこまで関係するのか分からないが、いずれにしても携帯端末(スマートフォン)をベースとした垂直統合モデルの激突があるとすれば、コンテンツ・コンシューマである我々は「漁夫の利」が期待出来る。

だがiTunesだのみ=黒船だのみ の音楽配信ビジネスの新しいビジネスモデルの日本だが、風穴を開ける様な動きはナゼ出ないのだろうか‥‥

Apple社が先手を打った様に見えるLaLaの買収だったり、Pandoraというインターネットラジオサイトが(米国では)大盛況となっている。

つまり、誰でも簡単に音楽配信ライセンスを取得して、ビジネスを開始出来るわけではないだろうが、新興企業がビジネスを立ちあげられる『環境』にあるという点が非常に羨ましいわけだ。

市場規模も大きく異なるし、CD販売モデルの行き詰まり打破に積極的な米国音楽レーベルという背景もあるのだろうが、日本では『音楽を制限する』事に一生懸命だと、レーベルや著作権管理団体が思われている状況とは雲泥の差だろう。

何も私はCD販売が悪いとか古いとか言っているつもりはない。新しい音楽の楽しみ方を制限しないで欲しいというだけなのだが‥‥








 iTunes Store(Japan)


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